筑豊炭坑絵物語 (岩波現代文庫)

著者 :
制作 : 森本 弘行  田川市石炭資料館 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 30
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022136

作品紹介・あらすじ

「ヤマ」の姿を記録して子や孫たちに遺したいという思いで描かれた山本作兵衛の炭坑記録画は、二〇一一年、日本初のユネスコ世界記憶遺産に登録された。ヤマの暮らし、仕事などをテーマとする二二七点を収録し、画の中の解説文を翻刻した。炭坑の実態をより深く味わえる文画集。カラー口絵4頁。

感想・レビュー・書評

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  • 世界記憶遺産に山本作兵衛の炭鉱画が2011年にユネスコの世界記憶遺産に登録されました。この本は1998年に、炭鉱画227点を収め、解説文を活字に起こした文画集を文庫化したものです。明治後期から昭和30年代までの炭鉱の仕事、生活が描かれています。
    厳しい労働の現場が描かれる一方、祭りやキツネの祟りまで描かれていてとても面白いです。
    特に1章を裂いて米騒動が描かれているのがユニーク。また、戦争中のことはあまりにも悲惨で画けないと書かれているのが印象的です。
    これは田川に行って現物を見なくちゃね。

  • 女性の多さに驚いた。

  • ところどころに挿入されるエロい小唄がいい感じ。

  • 貴重な資料・・・・・。
    その時代に生きた炭鉱夫たちの日常が垣間見える。
    もっとも底辺に生きた人たち。
    時代に翻弄され、それでも力強く生きた人たち。
    燃料としての石炭。
    時代はいつも多くの人の犠牲の上で、エネルギー問題を解決しているのだなぁと思う。

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著者プロフィール

明治25(1892)年福岡県嘉穂郡生まれ。7歳の頃から坑内に入り、以来五十余年、働くヤマが閉じられるまでひとすじに筑豊のヤマに生き抜いてきた。昭和33(1958)年に「ヤマの姿を記録して孫たちに残しておこう」と絵筆を握り、とくに明治・大正期のヤマの姿を丹念に描き始める。その数は9年間で数百枚の絵と6冊の大学ノートに及ぶ。昭和59(1984)年に逝去。平成23(2011)年5月、589点の絵画や108点の日記・ノートなどがユネスコ世界記憶遺産に日本国内から初めて登録された。

「2015年 『画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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