続 赤い高粱 (岩波現代文庫)

著者 : 莫言
制作 : 井口 晃 
  • 岩波書店 (2013年3月16日発売)
4.14
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  • 5レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022174

作品紹介

ノーベル賞作家莫言の代表作で、五つの連作中篇からなる長篇小説『赤い高粱』の後半三篇を収録。日中戦争下の中国山東省高密県東北郷。日本軍を奇襲した祖父らだったが、その報復により村は壊滅する-。共産党軍、国民党軍、傀儡軍、秘密結社がからむ生と死、性と愛、血と土、暴力と欲望の凄烈な物語。

続 赤い高粱 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 完全に、前作と纏めて一つの作品でした。”続”っていうタイトルだと、それぞれ独立した物語に思えてしまうのにな、ってふと思った次第です。上下巻とかの方が分かりやすいのに。それはさておきこの内容。個人的には、後半にあたるこちらの方が楽しめました。犬との戦いに関してえらい熱く語られているなって思っているうち、どんどんその展開に引き込まれたり、ただの葬儀行列の描写かと思いきや、そこから思い切り凄惨なバトルに突入したり。突拍子もなく飛び回る物語が、大元ではこの一族にまつわるエトセトラとして纏められていて、次第に明かされてくる家族内でのいざこざも興味深い。これはやっぱり、全5章を含めて味わい尽くすべき作品でした。

  • やっと読みおわた。比喩が多いなぁ、という印象。
    読み終わったあと、なんともいえぬ気持ちに。
    二奶々の話は特に。文字だからなぁ。映像なら見ていられない。イタチのような日本鬼子のふるまいを。
    どの勢力にも属さない祖父の生き方を語り手はどう考えたのだろう。

  • [ 内容 ]
    <正>
    婚礼の輿が一つ、赤に染まる高粱畑の道を往く。
    美しい纏足をもった少女。
    汗に濡れ輿を担ぐ逞しい青年。
    血と土、酒に彩られた一族の数奇な物語が始まる。
    その名「言う莫れ」を一躍世界に知らしめた、中国現代作家の代表作。

    <続>
    ノーベル賞作家莫言の代表作で、五つの連作中篇からなる長篇小説『赤い高粱』の後半三篇を収録。
    日中戦争下の中国山東省高密県東北郷。
    日本軍を奇襲した祖父らだったが、その報復により村は壊滅する―。
    共産党軍、国民党軍、傀儡軍、秘密結社がからむ生と死、性と愛、血と土、暴力と欲望の凄烈な物語。

    [ 目次 ]
    <正>


    <続>


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 自分とは異なる血の歴史。その世界観。イマジネーションの世界は全くパラレルで、それこそ莫言ワールド。

  • この際一気に一章から読み始め、やっと終わった。
    下品で、どろどろした表現、差別的で、想像を覆いたくなるような日本鬼子の中国人虐殺など・・・・。
    さすがに・・・、日本ではなかなか受け入れられないだろうなぁ。
    しかし作法は斬新で、過去、未来、現在が入り乱れて、その登場人物に一貫性もあって、まるで映画でも観るような感じ。
    ただ、さすがに疲れる。
    早く読み終えたい衝動にもかられる。
    とはいえ、きれいごとばかりで済まされる昨今の日本の小説からすれば、しっかり受け止めなければならないのでしょう

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