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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006022198
作品紹介・あらすじ
本書は日本の近代美術を幕末・明治の揺籃期を中心に、その後の展開を論じた文章で構成。美術作品はもとより、美術家たちの活動をも変転いちじるしい時代や社会の動向に照らして描いている。洋の東西にわたる広い視野のなかに浮かんでくる日本美術の「近代」といえるが、西洋文化=美術と邂逅した美術家の挑戦と挫折であり、さらには胎動とその準備を語ることを通じて、日本美術の「近代」が、いかなる過程を経て確立されていったのかを生き生きと描出。歴史と芸術の相克を探った独特の美術エッセー(覚書)である。岩波現代文庫オリジナル版。
感想・レビュー・書評
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近代日本の美術史を勉強していない者にとっては、画家の名前を確認するだけでもたいへんかも。
しかし、名前は始めて聞いても、ネットで調べると、絵画などの作品は一度は目にしているような有名なもの。
美術というジャンルもまた、近代を作り上げているもののひとつなのですから、近代美術史を学ぶこともまた必要なのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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