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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784006022211
作品紹介・あらすじ
幼い子どもが一つひとつ言葉を覚え、使うようになる道のり-それは徴笑ましいだけでなく、日本語の不思議や面白さを照らしだしてもくれる。『サラダ記念日』で広く知られる歌人は、シングルマザーとして、いとしい息子の興味深い表現や発想を受けとめながら、言葉のキャッチボールを堪能中。その至福の時間を、柔らかな感性と思考でつづる。あらたに「木馬の時間」三十六篇を増補した。
みんなの感想まとめ
幼い子どもが言葉を覚えていく過程を描いたこの作品は、母と子の愛情あふれる日常を通じて、日本語の魅力を再発見させてくれます。著者はシングルマザーとして、息子のユニークな表現や言い間違いを愛おしく受け止め...
感想・レビュー・書評
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おもしろかった
わたしも小さい時は、こんな風に子どもらしい子どもだったのだろうか‥?
「ひらけごま」のことをずっと「ひらけまご」って言っていたと言う話は伯母から聞いたことがあるけど詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「運動会。好きではなかったけれど、いろんなことを味わった。どんなにがんばっても、できないことがあるということ。がんばらなくても、できる人もいるということ。
今の教育現場では、そのことを過剰に隠そうとする傾向があるように見えるが、それは不自然なことではないかと思う。むしろ、そのことを知ったうえで、どうするか。そこから先を考えることが、大事なのではないだろうか。」
リレーの思い出を語るところが好き。
足が遅くてトップでバトンを受け取ったのにどんどん抜かされて最下位になってしまった。終わったあとみんなから責められるところまで想像してアンカーにバトンを渡したら、アンカーの子はどどん抜き返していって結果的に一位になったという。そのアンカーの男の子から、「きみのおかげでヒーローになっちゃったよ」って言ってもらえたところ。
絶っっっ対好きになるやろ!!って思った。
特にそうは書いてなかったけど。
でも別の話でバレンタインのときにチョコを渡した相手も同じイニシャルで表記されていたので、絶対にあの子なんだと確信してる。 -
『サラダ記念日』で広く知られる歌人・俵万智さんの、子どもと過ごす日々のエッセイ。息子さんが2歳〜小3の頃の記録。
先日テレビで、息子さんが大学生になったという話を見ていたので、なんだか私まで感慨深い気持ちに。
小さい子どもの興味深い表現やかわいい言い間違いなどが、さすが俵先生の視点というか、そういう見方もあるのねという部分もあって新鮮だった。あと、Twitterで以前から滲み出てたけど息子さんのワードセンス!
ほっこり、思わず笑みが溢れるような、読んでるとき温かい時間が過ごせた。 -
「サラダ記念日」で広く知られる歌人、俵 万智さんのエッセイです。
幼い息子さんとの言葉のキャッチボールが微笑ましく、自然に笑みがこぼれる様なあったかい文章で表現されています。
自分の息子の幼かった頃の事を思い出し、懐かしくしみじみと読めました。
「言葉」の使い方ひとつでこんなにも柔らかで幸せな気持ちになれるって、子供が発する言葉の持つパワーは凄い。
自省の意味も込めつつ無神経な言葉を多用する大人達に是非読んで欲しい一冊です。 -
読みやすく、空き時間を見つけてあっという間に読むことができた。子どもの微笑ましい言い間違いや、その視点は無かったなどのエピソード。自分の子育てを思い出すがそこまで丁寧に子どもの言葉を咀嚼してやれなかったなあと悔やむ思いもある。短歌や俳句に少し興味が出そうな予感がする。優しい気持ちになれる本でした。
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息子さんと知り合う機会があり、
青年に近づいてきた彼が、子どもたちとふれ合うのもたくさん見た後に、この本を読んだので、非常に不思議な、くすぐったいような気分で読みました。
俵万智さんだから作ることができた、彼へのすてきなアルバムだなと。
いいなぁ。わたしも子どもが欲しくなりました。 -
前半の単行本部分では息子さんの可愛さが際立つ。
そしてその言葉から溢れるセンス。
大人の口からはもう出てこない感性のきらめきが素晴らしい。
息子さんが小学生になると、ぐっと大人な印象で言葉遊び的魅力は減るものの、母から子への愛をひしひしと感じられます。
子を見守れる嬉しさに溢れた、暖かでほっこりする内容。 -
俵万智さんが息子との日々を綴ったエッセイ。上質なエッセイという感じで子育ての楽しみが詰まっている。子育てに右往左往している人には、ヘタな育児書とか子育てマニュアルを読むよりこの本をおすすめしたい。
先日、鷲田清一さんが新聞でこんな言葉を紹介していた。畠山直哉さんという写真家さんの言葉で「いっそ『記録』は過去ではなく、未来に属していると考えたらどうだろう。」というもの。こういう子育ての記録も、思い出として振り返ったり懐かしんだりする未来のためにあるんだと思った。 -
著者が子育てで体験した、感じた息子のことばや表現に関するエッセイ。さすが言葉、短歌の専門家である。ちいさな息子さんの発するはじめての言葉、その時その時期しかでてこないであろう表現等をすくい上げ、集め、親として大人の感覚としてそれをどう感じたかを我々に伝える。私たちも子育ての中で子どもたちが発した表現や言い回しをその場では面白いと感じ、また感動もしたろうが、記憶することも記録することもせずその場で終わってしまった。この本を読むとその忘れてしまった「あのころ」を思い出させてくれる。人とはこれほどまで、自分の考えや思いを言葉を駆使して表現したいものかと感動さえ覚える。
また著者の息子であることで「ことば」の大切さ、微妙な表現力を自然に身につけていっているのだろう。息子さんは成長していく中で子どもらしい不思議な表現は減っていくのかもしれないが、母に導かれ、どのような表現力を身につけていくのか楽しみだ。 -
なんて愛おしい記録なんだろう。
この本をたくみんが手に取って味わう日を思い浮かべて、母親の愛情というものの深さを感じました。
特にじゃいあんのくだりがだいすきです。
わたしもこどもがほしいなあ。 -
とってもかわいい文章。
子供を育てたことのあるヒトなら、誰しも「あるある」「そうや、そうや」とつい微笑んだり、ほくそ笑んだりしてしまう。
ただ・・・・・。
なんで、俵万智さんはシングルなんやろう・・・。 -
子供に寄り添った視線が其処にある.決して子供の目線でもなく,かといって親としての大人の目線でもなく,僕には此の目線が習得できない.拝読すれば,時に笑いが込み上げ時に涙が出そうになる.素晴らしい生き様.
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