エンデのメモ箱 (岩波現代文庫)

制作 : 田村 都志夫 
  • 岩波書店 (2013年5月17日発売)
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  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022228

作品紹介

着想を書きとめたメモや創作ノート、詩や短い芝居、辛口の文明批評、児童文学に関する日本での講演、生い立ちを綴ったエッセー、さらにはインタビューや手紙。百十数の短編から、エンデの多彩な面が万華鏡のように浮かび上がる、ファン必読の書。物語作家でもあり思想家でもあった著者の創作の秘密が、いま明らかになる。

エンデのメモ箱 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 児童向けファンタジーかと最初は思ったが、途中途中にエンデの思想主張があった。本当にメモ箱だ。

  • 思想の原点が浮かび上がる.論文的内容が多い中,ナチスドイツ時代のノンフィクションは,エンデの心の有り様をエンデ自身が客観的に冷徹視している様が感じられ,知られざる背景を目の当たりにした.

  • 良い意味で酔える。文章が腹を満たしてくれる。浮かんでは消えていく天才の心の破片が沢山詰まっているので、ふくろに入った砂糖菓子に手を伸ばすような感覚で。

  • 芸術とはなにか分からなくてもエンデの物語を楽しむことはできるしそこになんらかの意味での美しさを見出すこともできるし、それで安心もできる。物語が読みたい。

  • 2014年27冊目。

    ミヒャエル・エンデが書斎のメモ箱に溜めていた原稿から抜粋されたいくつかのアイデア・詩・物語・随筆集・
    深く意味を考えさせられるものと、意味など考えずにただただその世界観に浸れるものとが両方あり、とてもよかった。
    国際児童図書評議会東京会議での講演『永遠に幼きものについて』には、
    自分にとって一生大切にしたい思想があった。

  • 科学ではない視点での真実がある

  • モモをどんな気持ちで書いたのか気になります

  • カテゴリに悩みますね。
    『モモ』で有名なミヒャエル・エンデの、まさにメモ帳です。

    短編があり、
    詩があり、
    思想があり、エッセイがあり、
    宗教観があったかと思えば、寓話もあったり。

    ごった煮。

    これは、訳がすごくうまいんじゃないかな。
    ものすごくおもしろかったです。

    児童文学というものをくだらないものとして
    見る世間の目に対する反発、
    概念的なエッセイ。

    ミノタウロスとテセウス。
    テセウスはミノタウロスを探すうちにミノタウロス自身に
    変身してしまうから、ミノタウロスを殺せない。
    人は自分が探すものに変身してしまう、という短編。

    死と鏡。
    「死」と仲良しな目の見えない少年、ふたりの仲を
    「鏡」がねたんで、少年に目を開けるよう唆す。
    目を開けた少年は死と交わることをやめてしまった。
    だから死は人々の目を閉じてまわっている、という寓話。
    すてきです。

    アラビア数字と惑星の類似性、とか。

    ひたすらに
    インスピレーションを刺激してくれる本、ですね。
    ふらっと借りてみたらものすごくおもしろくて困りました。

  • 『モモ』でおなじみのミヒャエル・エンデ。創作ノートや詩、エッセイなどを収録したファン必読書!!研究にもどうぞ。(院生アルバイトスタッフ)

  • 母からもらった「モモ」しか、筆者の作品は読んだ記憶がないのですが、これを期に他の作品も読んでみようと思います。

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