唱歌・童謡ものがたり (岩波現代文庫)

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022273

作品紹介・あらすじ

「赤とんぼ」「浜辺の歌」「かあさんの歌」…。長く愛唱されてきた歌はどのように生まれ、時代の波にどのように洗われてきたか。作詞者、作曲者にはどんな人生のドラマがあったか。誕生の地、ゆかりの地を全国に訪ね、胸にしみる数々の逸話を掘り起こす。いま静かなブームを呼んでいる唱歌・童謡の世界を深く楽しむ上で最適の本。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いことが書かれているけれども、どうも文章が・・・
    それに知らない歌もあるので、楽譜が欲しかった。

  • 知らない曲はごくわずか。大衆を基盤に世代を越えて歌い継がれてきた唱歌・童謡は、現代芸術の真髄なのかもしれない。

    歌詞に力がある。曲に広がりがある。大衆の感情に即し、根ざした文化のなんと力強いことよ。

    大人になったからだろうか。かえって味わいが深くなっている歌が多かった。読んでいるだけで、涙がにじむものまである。

    エピソードが印象深かった歌:ぞうさん、手のひらを太陽に、赤い靴、みかんの花咲く丘、高原列車は行く、サッちゃん、やぎさん ゆうびん、荒城の月、夕焼小焼、おはなしゆびさん、すうじのうた、たきび、いぬのおまわりさん、汽車ポッポ、雪の降るまちを、おもいでのアルバム、仰げば尊し

  • 「桜井の訣別」の頁に書いてあった一節が気になったので記しておきます。「名曲は時代を超えて生き続けるといわれる。本当にそうだろうか。いかに優れた歌でも、社会の変動とともに否定され、忘れられてしまうという実例はいくらでも存在する。まして、軍歌や戦前の国民歌謡のように、当時の国家の要請に呼応して人口に膾炙した歌はなおさらである。自国の近代史を暗黒史観のみでとらえる思想が、今も主流を占める現代の日本。この風潮が続く限り、『桜井の訣別』のような名曲の数々も、遠い歴史の闇の中へ次々と埋没してしまうに違いない。」

  • 楽しく、ゆっくり読みました。
    文部省唱歌が結構、集団で練って練って作っていたんだなぁと感じました。また、歌によっては、他の教科との連携に重点を置くものもあったようです。
    作者をほとんど言い当てることができないほど、歌だけが記憶にあります。

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