ドン・キホーテの末裔 (岩波現代文庫)

著者 : 清水義範
  • 岩波書店 (2013年11月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022303

作品紹介・あらすじ

作家の「私」はパロディ文学の傑作たる『ドン・キホーテ』に憧れを抱き、いつかそのパロディに挑戦したいと夢見ていた。やがて書き始めた小説は、老文学者がセルバンテスになりきって『ドン・キホーテ』の第三部を書くというストーリー。連載は順調に進むかに見えたが…。幾重にも仕組まれた構造に文学観を埋め込む長編小説。

ドン・キホーテの末裔 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ドン・キホーテのパロディと、小説観をめぐる小説家の顛末を主軸に、そのストーリーや入れ子構造自体をドン・キホーテのパロディとして表現している・・・と、昔の読書メモには書かれています。なんのこっちゃ、今となってはよくわかりませんが、たぶんおもしろかったのでしょう。再読してみましょうかねえ。(2014年1月4日読了)

  • 数年ぶりに読んだ清水義範。
    おもしろい手法の小説だったけど、最近のは昔みたいに笑いをこらえて読む感じじゃあないんだなと再確認。

  • 多層的メタフィクション。
    いまにも「破滅」「失敗」してしまいそうな小説。
    なんとかもちこたえて・・・・。
    結末はなんとかつじつまがあった。
    あまりに多層すぎて、森に迷い込みそうにながら読み進めていかなくてはならない。
    「過去のフィクションをモチーフにしている」という事実はあまり目新しいものではないが、一生懸命述べている。
    とにかく、実験的な小説なので、カラクリがわかってしまえば、なぁんだということにもなる。
    ただ・・・・。
    おもしろい???、先が気になるので、一気に読まなくてはならなかった。

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