ドン・キホーテの末裔 (岩波現代文庫 文芸230)

  • 岩波書店 (2013年11月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784006022303

みんなの感想まとめ

多層的なメタフィクションを通じて、パロディとしてのドン・キホーテの世界を新たに体験できる作品です。ストーリーや入れ子構造が巧みに織り交ぜられ、読者はその複雑さに引き込まれながらも、時折「破滅」や「失敗...

感想・レビュー・書評

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  • ドン・キホーテのパロディと、小説観をめぐる小説家の顛末を主軸に、そのストーリーや入れ子構造自体をドン・キホーテのパロディとして表現している・・・と、昔の読書メモには書かれています。なんのこっちゃ、今となってはよくわかりませんが、たぶんおもしろかったのでしょう。再読してみましょうかねえ。(2014年1月4日読了)

  • 数年ぶりに読んだ清水義範。
    おもしろい手法の小説だったけど、最近のは昔みたいに笑いをこらえて読む感じじゃあないんだなと再確認。

  • 多層的メタフィクション。
    いまにも「破滅」「失敗」してしまいそうな小説。
    なんとかもちこたえて・・・・。
    結末はなんとかつじつまがあった。
    あまりに多層すぎて、森に迷い込みそうにながら読み進めていかなくてはならない。
    「過去のフィクションをモチーフにしている」という事実はあまり目新しいものではないが、一生懸命述べている。
    とにかく、実験的な小説なので、カラクリがわかってしまえば、なぁんだということにもなる。
    ただ・・・・。
    おもしろい???、先が気になるので、一気に読まなくてはならなかった。

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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