現代語訳 竹取物語 伊勢物語 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 17
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022341

作品紹介・あらすじ

『竹取物語』は、竹の中から誕生した美少女かぐや姫をめぐる求婚譚であり、仮名で書かれたわが国の最初の物語。永遠の女性に憧れる思いを描いて、日本人に今日まで永く愛読されてきた。『伊勢物語』は、一代の色好みにして歌人である在原業平の奔放な恋愛を、哀切な歌の調べと簡潔な地の文により描いた歌物語。著者の訳文は、原文の雅さをよく伝えながら、ユーモラスな味わいを出して、現代の小説を読むように楽しめる。

感想・レビュー・書評

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  • 特に伊勢物語は,音読すると,当時の美しい日本語とそれを醸成した文化を実感できる.生々しい感情に,文章を紙に残す,ということの時空を飛び越える可能性に感激する.

  • 個人的に古典や和歌の解説で一番好きなのは、田辺聖子さんのそれだ。分かりやすく、ユーモアがあって、良い。和泉式部の和歌集や和泉式部日記も是非解説してほしい!

  • 今更ながらとはいえ・・・・、口語訳で読むことで外観がしっかり入ってくる。
    古語もついつい日本語だと思って、苦しみながら解読してますが、やっぱり古語は外国語。
    現代人が現代語で読めばこそ、心に届くものです。
    竹取物語をしっかり読んだことがない日本人が多いのも、現代語訳を読むことに抵抗があるからでしょう。
    竹取物語のユーモア性をしっかり理解して訳されています。

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著者プロフィール

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』『田辺聖子の小倉百人一首』など著作多数。

「2017年 『私の大阪八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田辺聖子の作品

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