現代語訳 東海道中膝栗毛(下) (岩波現代文庫)

制作 : 伊馬 春部 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 25
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022433

作品紹介・あらすじ

弥次郎兵衛と北八の江戸っ子二人組の旅はさらに続く。下巻では、桑名から、伊勢参宮、大和をめぐり、京都にたどり着く。行く先々で関西人を相手に滑稽談が繰り広げられる。鼻っ張りが強く、それでいて気の小さく見栄坊の好色漢と一緒に、読者は道中を共にしている可笑しさを満喫する。弥次郎兵衛が、十返舎一九と名乗ってばれる失敗談まで登場して笑いを誘う。滑稽本の代表的作家である十返舎一九の名を不朽にした名作を、ユーモラスな会話体の現代語訳で楽しむ。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻は桑名から伊勢神宮、さらにそこから京都まで。

    上巻に引き続き「懲りないなぁ···」と苦笑しながら読み進めました。
    下手をやって、そのときは落ちこむくせに、すぐまた同じようなことばかりするんだもの。
    見栄っぱりだけど根っこの部分は小心者。
    どんなにお馬鹿なふるまいをしていても、なんだかんだ憎めない2人なのです。
    ···自分の近くにいたらちょっと大変そうだけど。

  • 図書館で借りた上下巻、どういうわけか下巻は美しい。
    たぶん上巻を読んで、下巻でリタイヤした人が多いのではないかと勝手に想像しました。

    この「東海道中膝栗毛」は長編ですが、終始一貫していないというか、ストーリー性があまりないので、著者の笑いのセンスが読者にフィットしなければ、読み続けるのがやや苦痛となるかもしれません。

    私の場合は、挿絵に少々興味をもったので、挿絵を最後まで見て、巻末の解説を読んで終わりにすることにしました。

    解説を読んで、衝撃的な事実を知りました。
    弥次さんと北さんのこの二人の過去の関係が驚きでした。調べてみますと弥次さん50歳くらい、北さん30歳くらいということで、「陰間」という言葉は、この本を読んだことで初めて知りました。

    下巻の終盤に、奈良の大仏殿の柱に通り抜けの穴が開いている挿絵があり、懐かしく思い出しました。これを通り抜けると御利益があるというやつですね。

    そして、ここに弥次さんの腹が引っかかって抜けなくなってしまった(笑)。ここでもドタバタ劇が。

    ちなみに今調べてみると、この穴は縦約37㎝、横約30㎝だそうで、酒ばかり飲んでるオヤジなら実際にあり得る話かもしれないなと思いつつ・・・ひとまず今回はこれで読了とします。

  • 下巻は桑名から京都まで。大仏殿の柱くぐりの話は奈良の東大寺ではなく、京の方広寺だった。東大寺にも同じような穴があり、ここを二人がくぐったと思ったのは勘違いであった。2018.5.17

  • 弥次郎兵衛と北八の江戸っ子二人組の旅はさらに続く。下巻では、桑名から、伊勢参宮、大和をめぐり、京都にたどり着く。行く先々で関西人を相手に滑稽談が繰り広げられる。鼻っ張りが強く、それでいて気の小さく見栄坊の好色漢と一緒に、読者は道中を共にしている可笑しさを満喫する。弥次郎兵衛が、十返舎一九と名乗ってばれる失敗談まで登場して笑いを誘う。滑稽本の代表的作家である十返舎一九の名を不朽にした名作を、ユーモラスな会話体の現代語訳で楽しむ。

  • 桑名〜京都でのお話。小便のお話が多かった気がする。弥次さんが夜中に添い寝したのがお地蔵さんだったのはかなり笑いましたね。
    あとがきに弥次さんと北さんはホモだったというのはびっくりしましたね⁉︎

  • もうホントに下品で・・・。
    小便の話ばっかりやなぁ。
    えっ?? 
    野次さんとキタさんは同性愛者だったの???

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