青いバラ (岩波現代文庫)

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本棚登録 : 29
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (630ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022464

感想・レビュー・書評

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  • 新潮文庫版を持っているが、岩波現代文庫で復刊されたので購入(……したまま、放置していたw)。
    タイトルは『青いバラ』だが、青バラを作る行為(遺伝子組み換えや交配など)よりも、本邦におけるバラの受容史、交配の歴史などにより多くのページが割かれている。
    流石に単行本が2001年ということもあり、書かれている内容がやや古びてしまうのは仕方がない。サントリーの青いバラは本書ではまだ『研究段階』。その辺りは岩波現代文庫版のあとがきで簡単なフォローがなされている。
    しかし、いつの間にか新潮文庫版は絶版になってたのね。探せば家にある筈なのだが……『絶対音感』は普通に買えるんだろうか?

  •  今年、浜松で行われた花博で、サントリーとフロリジン社共同開発の青いバラを見ました。正確には青ではないのかもしれませんが、青いバラと銘打ち、来場者の関心も高く、列をなしていました。 透明板の向こうの青いバラから香も感じられなく、感動もしませんでした。 まさに作者の原点、青いバラは美しいのだろうか? という印象どおりでした。
     育てにくいバラに対する興味はなかったのですが、バラの歴史、青に対する神秘性、日本での育成、品種改良等、花卉産業、そして遺伝子操作の話と、縦横に網羅されている本書には圧倒されました。正直読みこなせなかったのですが、鈴木省三という育種家の存在そのものを知ることとなっただけでも、大きかった。
     今人気のあるバラには日本・中国の原種を改良されているということも、新知識となった。

  • 青いバラを目指す行程だけで無く、バラと人の歴史みたいなものが見えて面白い。いつか究極の青いバラと言えるものが出来るのだろうか…

  • とにかく・・・長い(550ページ)
    ただし・・「青いバラ」についてはこれ以上の解説はないかも。
    2009年にはアプローズという青いバラの発売に。
    1本3,000円。「夢かなう」が花言葉。
    遺伝子組換えによる。
    しかし、著者にしてみれば「青いバラ」は「青い鳥」ということなのでしょうか。

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著者プロフィール

1963年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学法学部卒業。著書に、『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)、『青いバラ』『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞ほか)、『れるられる』『セラピスト』『未来への周遊券』(瀬名秀明との共著)など。近刊に『ナグネ 中国朝鮮族の友と日本』『東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』。読売新聞紙上にて「人生案内」の回答者を7年以上つとめている。

「2015年 『辛口サイショーの人生案内』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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