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Amazon.co.jp ・本 (460ページ) / ISBN・EAN: 9784006022631
感想・レビュー・書評
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2019年2月10日、読み始め。
2019年3月2日、読了。
●2023年5月14日、追記。
著者、石川達三さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
石川 達三(いしかわ たつぞう、1905年〈明治38年〉7月2日 - 1985年〈昭和60年〉1月31日)は、日本の小説家。社会性の濃い風俗小説の先駆者で、『蒼氓』により第1回芥川賞受賞。華中従軍から得た『生きてゐる兵隊』は発禁処分を受けた。戦後は、新聞小説や社会における個人の生活、愛、結婚をテーマにした作品でベストセラーを連発。書名のいくつかは流行語にもなった。記録的手法に拠る問題意識の明確な作風が特徴。
---引用終了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怒りが底流にあって・・・。
バカ女のために、思慮の浅い若者のために、愚かな民衆のために・・・・、くだらない戦争も、くだらない無駄死にも・・・・。 -
第二次世界大戦の前夜から戦中までの、市井の人々の生き様が、わかる言葉で描かれている。当時の空気がなんとなくわかる。
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内閣情報局の鈴木庫三がモデル。
「私たちはどこへ」より。 -
合本で手に入れて読みました。かなりのボリュームながら驚くほど引き込まれ、サクサク読めてしまいあっという間にラストでした。これが初代芥川賞作家の実力でしょうか。国民がみな「風にそよぐ葦」であり、大きな力に翻弄されてしまうんだということがよくわかる。ところどころ、今の日本人と重ね合わせてしまうところもあり、太平洋戦争直前から戦中、戦後のちょっと上流のインテリ人の様子が丁寧に描かれていて、それがちょうど現代の感覚に近い気がします。いろいろ勉強になりました。
石川達三の作品
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