花のようなひと (岩波現代文庫)

著者 :
制作 : 牛尾 篤 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 37
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006022907

感想・レビュー・書評

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  • 今まで手に取らなかった類だなあ。
    最近こういう軽いものを、少し本を買う時に入れてしまう。
    これは、挿絵がとても素敵。

  • 佐藤正午の花のようなひとを読みました。

    花をテーマにして日常の中で見かけるすてきな女性たちを描写したショートショート集でした。
    牛尾篤の挿絵も綺麗でした。

    佐藤正午の長編小説というと、物語の初めに描かれた物語をベースに読んでいくと、それとは全く違う様相の結末が描かれたものが多く、物語にひねりが効いているという印象があります。

    このショートショート集でも同じで短い物語であってもひねりが効いていて面白く読みました。

  • 〝花のようなひと〟は、日常の何気ないひとコマを切り取って描いた掌編集です。28の小さなお話に、牛尾篤氏のエッチングが添えられています。
    併せて収録されている、想い出の断片を綴った〝幼なじみ〟にも、牛尾氏の水彩による挿絵が挟み込まれています。
    すべてを語らない、美しい余白に思いを馳せることのできる、とてもイイ感じの本です。


    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
    http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • 文庫が出たので読みましたが、これは四六で読みたいですね

  • +++
    日々の暮らしの中で揺れ動く一瞬。その心象風景を花々に託して、あざやかに描き出す。花のような女性たちに贈る優しさの花束。『PHPカラット』連載に未発表の作品を加えて単行本化。
    +++

    詩画集のような趣である。花言葉や花の名前など、ときどきの花に、一瞬の心の動きをゆだねているのが、とても効果的で、短い物語が、添えられる絵によってさらに鮮やかに情景を思い浮かべさせる。やさしくてあたたかい一冊である。

  • とにかく1作が3ページ程度の短編だけど、短い文章から様々なことが感じられるのは佐藤正午さんのスゴさだ!
    牛尾篤さんの挿絵と相まって絵本なのかと錯覚しそうに。装丁の素晴らしい1冊!

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プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

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