赤い月(上) (岩波現代文庫)

  • 岩波書店 (2019年6月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (356ページ) / ISBN・EAN: 9784006023072

作品紹介・あらすじ

満洲の牡丹江にある森田酒造の店主・森田勇太郎は、馬賊の襲撃に怯えながら関東軍の協力もあって森田酒造を満洲一の造り酒屋にした。勇太郎・波子の娘・美咲の家庭教師だった白系ロシア人のエレナは、森田家に出入りしていた恋人氷室啓介によって家族の目の間で処刑された。いったいエレナに何があったのか。映画・テレビドラマ・ラジオドラマ・舞台上演などがなされた著者の代表作。(全二冊)

感想・レビュー・書評

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  • 小説ではあるが、牡丹江の駅のそばに作った森田酒店についての説明が詳しい。敗戦直後についての開拓民の逃避行についての記録は多くあるが、軍属の家族として汽車で逃げた人の話は読む機会はなかった。

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  • 勇太郎、波子の出会い、波子の生い立ち、満州に渡って酒造場を立ち上げして最初の新酒をつくるところまで。敗戦を迎え牡丹江からハルピンまでの悲惨な逃避行を辛辣に残光なまでに描いている。

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著者プロフィール

1938年旧満州牡丹江市生まれ。立教大学文学部卒業。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。著書に『兄弟』『赤い月』『天皇と日本国憲法』『がんに生きる』『夜の歌』『わが人生に悔いなし』等。

「2020年 『作詩の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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