- 岩波書店 (2025年3月18日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (290ページ) / ISBN・EAN: 9784006023669
作品紹介・あらすじ
洪水のように押し寄せる新刊の荒波を乗り越えて、残された時間で、なにを読むべきか? 迷ったときには文庫に帰れ! 二百冊に垂んとする文庫解説を物してきた「解説の達人」が厳選して贈る、恰好の読書案内。未読であれ再読あれ、損はなし。読むぞ愉しき。決して古びることのない読書の世界が、いま文庫からはじまる。
みんなの感想まとめ
文庫本に焦点を当てたこの作品は、読者が迷ったときに戻るべき場所を示してくれます。著者は、数多くの文庫解説を手掛ける解説の達人であり、選りすぐりの21編を収めています。紹介される作品は、解説を通じて新た...
感想・レビュー・書評
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関川夏央は文庫本の「解説」を数多く書いており、その数200に及ばんとする、と本書に書かれている。本書は、その中から21編が選ばれ掲載され、一冊の本として編集されている。
紹介されているいくつかの作品は、関川夏央が解説を書いたかどうかとは関係なく読み、そして、読後に関川夏央の解説を読んでいる。そして、その解説は、本文を更に面白く輝かせていたように感じる。
須賀敦子の「ヴェネツィアの宿」の解説を、関川夏央は「彼女の、意志的なあの靴音」という題名で書いている。関川夏央は、実は朝日新聞の書評委員会で須賀敦子と同席していたこともあり、旧知の間柄であったのだ。須賀敦子が亡くなったのが、1998年の3月、そして、「ヴェネツィアの宿」の解説を関川夏央が書いたのが、1998年8月であり、その解説は、同時に関川夏央から須賀敦子への「弔文」のような内容ともなっている。作品についての解説ばかりではなく、彼女の人生、彼女の業績、そして、「意志的なあの靴音」を持った彼女の個性を表す、見事な文章だと感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(借.新宿区立図書館)
文庫を中心にした解説を集めたもの。惹句の「残された時間で、なにを読むべきか?」が刺さるのは著者と同年齢だからか。とりあえず阿川弘之『南蛮阿房列車』を読書中。あとは須賀敦子にちょっと引かれているが。 -
【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/487100
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著者プロフィール
関川夏央の作品
