ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

制作 : Richard P. Feynman  大貫 昌子 
  • 岩波書店
3.90
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本棚登録 : 3763
レビュー : 300
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006030056

作品紹介・あらすじ

20世紀アメリカの独創的物理学者が、奇想天外な話題に満ちた自らの体験をユーモアたっぷりに語る。持ち前の探求心と、大のいたずら好きは少年時代から変わらぬまま。大学時代や戦時下の研究所生活でも、周囲はいつもファインマンさんにしてやられる。愉快なエピソードのなかに、科学への真摯な情熱を伝える好読物。

感想・レビュー・書評

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  • 物理はからきしなので、彼が物理学的にどんな偉業を成し遂げたのか全然知らないのですが。
    何にでも興味を持ち、物理に天才的な才能があって、物事を考える力があって、人生をとことん楽しむ生き方をしていることがわかった。
    語学を学んだり打楽器を演奏したり催眠術にかかったり、たくさんのエピソードがある中で、ロスアラモス(原爆の開発地!)で鍵を開けるのに練習と努力を積み重ねた結果、鍵開けとしての名声を得た話が一番面白かった。

  • 私は物理を少々やっていたので、リチャード・P・ファインマンくらいの名前は知っていたし、いくつかのエピソードも知っていた。しかし、この本はずっと手を出さずにいた。とても人気のある本だが、この手の伝記本といえば退屈なものばかりだったからだ。だが、結論を先に言えば、非常に面白くて貪り読んでしまった。この人は、自分が興味のあることだったり、腑に落ちないことだったりすることがあると、とことんまでやり抜く人であり、そうして、人生を楽しみ尽くそうとしていた人であるに違いない。ずるくて破廉恥なところもあるが、真はやはり愚直なまでにまっすぐであるところも、心くすぐられるものがある。
    そして、ファインマンといえば、マンハッタン計画、つまり原爆の開発に関わった人物ということで、ロスアラモス時代の記述を読むのは日本人としてどこか複雑な思いだった。しかし、当時のアメリカ人がどういう思いでこの計画に参加していたのかを知る良い資料じゃないかと思う。やはり、皆どこかで葛藤を抱えていたに違いない。
    久々に、早く続きが読みたいと思った本である。

  • とにかく何にでも興味を持ち全力で取り組むと言うことが重要なんだと考えさせられる。
    偉大な人なのに自慢や嫌味がまったくなくて面白い。

  • 面白く、そして感心した。科学者のエッセイは数多くあるが、これは飛びぬけている。

  • 大事なのは遊び心なのかなぁと思った。
    あとは、人の期待と自身の責任感にとらわれすぎないこと。

  • 物理学者の書き物とは思えないぐらい、とても笑えます。

    物理が本当に好きなんだなという気持ちがつたわってきます。

    いい本だなと思いました。

  • Richard.P.Feynmanの伝記。

    朝永振一郎とともにノーベル賞を受賞した彼である。
    天才かと思っていたが(いや、十分に天才なのであるが)、本書を読むと、幼少期の彼の「知りたい」という気持ちが将来を決定したのだと思う。

    いや、気持ちだけではダメで、実際にやってみるという経験が重要なのだ。

  • 物理学がわからなくても十分楽しめる。
    読みながら思い出す言葉があった。

    「子日わく、之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」

    電車の中では読まないほうがいい。
    クスっと笑える箇所が多すぎる。

  • 重い足取りも軽くしてくれるようなエピソードの数々。

  • 「大人げない大人になれ!」の著者もとMS社長の成毛さんから紹介を受けた本、ノーベル物理学賞をとられたファインマンさんの自伝。やっぱりノーベル賞を取られるぐらいの人はこのくらいぶっとんでる人なんだなぁと思うぐらい、「大人げない」ファインマンさん。小さなころは当然、大人になってからもいたずらばかり周りの人を驚かせ、「ただ面白そうだから」とひたすら多様なことに興味を持ち、その結果としてノーベル賞まで行きついてしまう。小難しいことなく、ワクワク読める本。

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