- 岩波書店 (2000年1月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784006030063
みんなの感想まとめ
科学と人生の探求が交錯する本書は、著者の独特な視点や体験を通じて、読者に多様な感情を呼び起こします。下巻では、著者がブラジルのサンバ演奏に参加したり、日本の旅館での生活を楽しむ様子が描かれ、彼の好奇心...
感想・レビュー・書評
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読みました。上の前半に比べると退屈。これと言って好きな章が一つもなかった。強いて言えば「電気は火ですか」と「カーゴ・カルト・サイエンス」が心に残った。"下"は全体的に学問からかなり離れた話が多く、女性関係に文章がかなり割かれていたからだろう。科学関係の話も女性に繋げられている。(申し訳ないが少し気持ち悪かった。)こんなのは別に知りたくもない。その他感想として上に記したものと被るので書かない。
この本を読んだからと言うのではなく、お気持ちとして、戦争による科学発展が無視できないと言う事実だけは留意しておきたい。また、最後の解説が良かった。(なんなら1番良いまである)。経路積分の背景を知れたからである。やはり、量子電磁気学は面白いに違いない(?)。
ところで、ディラック方程式の数値計算というものをやってみたいのですが、何をすればいいのだろう。それにしても、神保町訳あり本フェアのとき、経路積分(量子力学選書)が格安だったのを買っておけば..と後悔が止まらない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の旅館は海外の方から見るとこう見えるんですね。1人でも寂しくないと。面白い。
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下巻は「ファインマン先生の大冒険」とでも題したくなるような内容。
好奇心の火の玉となって、ブラジルサンバの演奏に参加したり、絵を描いてみたり、神秘体験に凝ってみたりと大忙し。
来日したおりにはわざわざ日本旅館に泊まり、和式の生活を体験。うっかり入っていった風呂に湯川秀樹がいたエピソードには噴いた。
教授になり、ノーベル賞を受賞して大人しくなるかと思いきやいっこうに変わらないところが良い。
いたずら好きでいつもふざけているが、もったいぶったことが大嫌いで、いったんみずから引き受けた仕事には誰よりも誠実。たとえそれがくだらない教科書の選定であっても。
本書はカリフォルニア工科大学の卒業式式辞で締めくくられる。これから社会に出て科学に携わっていく学生たちに向けたメッセージは、あっさりとしたものでありながら彼が科学者として生きる上での態度表明になっていて深く胸をうつ。 -
科学が楽しいって初心を思い出させてくれる。「実験結果をちょろまかそう」とか悪い心が起こった時に、この本を思い出すことにする……。
ここまで単純な時代は終わって、他の専門分野を理解出来る時代ではなくなってしまったけど、ファインマンを思い出して出来るだけ自分の理解出来る例えに単純に置き換えて理解する努力くらいしてみようとは思える……。ほんとに科学が楽しかった初心だけを詰め込んだような本。
科学の話あんまり出てこないけど。ドラム叩いたり暗号解読したり金庫破ったりしてる。
ファインマンの多才さに驚かされる。こんなふうに生きられたら良いなあ。 -
4 コーネルからキャルテクへ ブラジルの香りをこめて(続)
・ラッキー・ナンバー
そろばんの達人と計算の勝負をする話。近似法恐るべし!
・オー、アメリカヌ、オウトラ、ヴェズ
ブラジルでの物理講義をポルトガル語で行う。
・言葉の神様
中国語には中国語もどきで。
・親分、かしこまりました!
ラスベガスでギャンブルの詐欺師に声をかけられる。儲ける仕組みを逆手にとって困らせてやる。
・断わらざるを得ない招聘
そんな法外な給料を貰ったら自分がダメになってしまう。
5 ある物理学者の世界
・ 「ディラック方程式を解いていただきたいのですが」
日本語のお勉強。相手を知り丁寧語を使う。
・誤差は七パーセント
実験結果の誤差9%に7%の訂正あり。16%か2%かどっち向きの訂正だ?
・一三回目のサイン
講演料を貰う手続きがめんどくさい。サインの回数を制限することを講演の条件に。
・唐人の寝言
ノースカロライナに州立大が2つある?行かねばならないのはどっちかを探る。
・それでも芸術か?
自分の描いた絵を売ることに。高い値を付けるだけで価値が上がる。
・電気は火ですか?
科学を知りたいのではなく、宗教を都合よく解釈するための質問だった。
・本の表紙で中味を読む
大量の教科書を評価する。表紙だけで中身が空白の教科書に良い点をつけている委員がいるとは。
・ノーベルのもう一つの間違い
ノーベル賞を貰ったら、面倒なことに正装して素人相手にいろいろスピーチしなくてはならない。
・物理学者の教養講座
なんと物理学者の自分が、マヤ文明の話を物理学者に聞かせることに。
・パリではがれた化けの皮
調子に乗ってドラマーとしてコンテストに出たものの、、、
・変えられた精神状態
自我の場所を脳の中から胸や腰、さらには体の外に移動してみることにチャレンジ。
・カーゴ・カルト・サイエンス
自分を欺かない。素人相手でも決して嘘を言わない。科学にはこの姿勢が大切。 -
いつ読んでも面白く、考えるところがある本の下巻。
これほど好奇心旺盛で真っ正直に生きていた科学者がいたことを忘れてはいけない。今はそんな時代じゃないのだから。 -
人はここまで自由に、そして科学に対して誠実に生きる事が出来るのか。そんな衝撃を受けた本でした。
これから読む方は、〈上〉に収録されたものを含め、各章を読んだ上で最終章の『カーゴ・カルト・サイエンス』を読んで欲しいなと思います。
ちゃらんぽらんにすら見えてしまうファインマン氏の自由さと、読み進めるにつれて感じ取れる常人離れした芯の強さ。訳者さんの後書きでのファインマン氏の台詞を改変して感想を述べると「見たか、自分。いや驚いた、ひたすら物理で遊んでいるんだからな。それで楽しんでいるんだ。よくしたもんだな!」といったところ。
本当に読んで良かった……! -
アニメ一休さんが、とんちで新右衛門さんや桔梗屋を翻弄するのとおんなじ感じ。ファインマンさんの面白とんちで周囲を翻弄したよーエピソードが上下巻続く。
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当たり前と思い込み思考停止しているような物事を、本質まで掘り下げて、実用的に理解することをあらゆる角度から切り込んでいく。ハッとさせられる本。
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サンバに参加したり絵を書いたり教科書のレビューをしたりドラムを叩いたりとノーベル賞を受賞した物理学者としては多彩なチャレンジのエピソードが面白い。
日本の宿に泊まって風呂に入ろうしたら湯川教授と出くわすエピソードには驚いた。ノーベル賞受賞してからもブレないキャラが印象的で、これこそファインマンだなと思う。
『正直言って僕はノーベル賞など、本当にもらいたいとは思っていなかったのだ。だから欲しくないものに礼など言えた義理ではない』 -
下巻はさらに面白い。
最終章の、大学卒業生に向けた式辞がマジ熱い。 -
【文章】
とても読みやすい
【ハマり】
★★★★・
【気付き】
★★・・・ -
固定観念に常に疑問を呈する姿勢が痛快だし、サンバを打ち鳴らす天才物理学者の画を思い浮かべるだけで最高。全体通して大部分は愉快なエッセイだが、時々思ってもいない角度からえぐられるような深い話になる。私が印象に残ったのはシカゴかカルフォルニアか選択で悩むところ。権威・安定・欲望で満たされる生き方ではなく、知的好奇心を持ち続ける事が自分らしい生き方だと選んだ所にグッときた。真の自由とは何なのか?考えさせられる。
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「教育」とは科学的なものなのか?
「教育」によって我々は何を教えられ、また伝えているのだろうか?
自然科学=理科教育を通じて、我々は「科学的良心」を身につけることが期待されている。
しかし、それは「科学的良心」とはいかなることか、という説明を受けることではない。
我々はリチャード・P・ファインマンという、一人の風変わりな物理学者の奇想天外な生き方を通し、「科学的良心」の何たるかを、言葉で定義することなしに体得することになるだろう。
そして本書の最後に収められているカリフォルニア工科大学卒業式における彼の式辞を聞いた時、我々がそれまで知らずに聞き、身につけてきたものの正体が「科学的良心」であったことに気付かされるのだ。
この時はじめて、我々は「科学的良心」なるものを真の意味で定義したことになるのである。
一人でも多くの方々が本書を通して真の「科学教育」を受けることを切望する。 -
物理を苦手としている私の頭では、学問的な事柄は理解出来ないが、ファインマン氏が非常に自由な思考の持ち主であることはわかる。学問に真摯であれ、圧力に屈せず自由であれ、という呼び掛けも分かる。
しかし、最後までファインマン氏が作った原子爆弾を投下された広島やら長崎への思いは一切語られてない。被害範囲を考えていても、そこで人命が失われた事には触れてない。戦後来日して日本のホテルのサービスやら日本の文化に感動したと書いているが…。
学者とはそういうものなのだろう。
私には縁遠い頭脳と才能の持ち主である。そして、やはり、どこか偏っていると、私は思う。 -
純粋な好奇心でいっぱいのファインマン先生。
この好奇心(=すなわち自分)に嘘をついたり、隠したり、絶対にしないこと。
それはまるで5歳の子どものようだけど、
それを大人になってからも、ましてや大学教授といういわゆるインテリ層になってからも、
貫きつづけるというのはすごいことだと思う。
年をとっても、自分がどんな立場になっても、
好奇心を押し殺してしまわないこと、
その好奇心に素直に従って行動できる体を大切にしよう。 -
最後は神秘主義や似非科学の話に。関連して、カーゴ・カルト・プログラミング http://www.radiumsoftware.com/0604.html#060418
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ネタが絶えない物理学者、R・P・ファインマンさんの自伝です。
リオのカーニバルで太鼓を叩いたり、オーフェイという画家として絵を最高200万ドルで買われたり、色々なことをするもやっぱり物理を拠り所とするお茶目な彼の話は読んでいて飽きません。
この本が好きな人におすすめの本
大貫昌子の作品
