淋しき越山会の女王―他六編 (岩波現代文庫―社会)

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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006030315

感想・レビュー・書評

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  • 児玉隆也という人物を知らない人は多いだろう。ルポライターということばもすでに風前の灯火である。しかし、週刊文春が注目されているこの時代だが、児玉氏が活躍した時期は、週刊誌の世界にも多くの伝説的なライターが存在した。丹念な周りから落とす取材と新聞などのメディアが出来ない取材対象の懐に迫る動きを使って、大きな事件にビビットに迫っていった。児玉さんが世の中に気付きを与えた事象は沢山ある。注目を集めてからたった数年でこの世を去らざるを得なかったにも関わらず。ノンフィクション作家がまだまだ認知度を得なかった時代を切り開いた児玉隆也の文章に触れて考えることは、現代でも非常に多い。そんな彼を手本にするメディア関係者が増えることを願ってやまない。

  • 20131209 ルポライターとは?という資質の問題について客観的に記述できるかどうか。という事だけでは無いと考えさせられた。子から見た母にルポの本質を見たような気がする。良い本だと思う。

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