命をみつめて (岩波現代文庫)

著者 : 日野原重明
  • 岩波書店 (2001年5月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006030360

作品紹介

人は何のために生きるのか。人生において何が一番大切なのか。人が生を享けて死を迎えるまでの間に直面するさまざまな問題を、長年の臨床経験を積む内科医として、また敬虔な宗教者として自らの人生観・死生観をふまえて考察し、医療と看護のあり方、高齢期の生き方、死の受けとめ方、健康維持に必要な心構えなどを提言する。

命をみつめて (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  死をコーディネイトする事。
    人として、看護士・医者としてとどのようにするべきか。

     今までは学会で評価される事がゴールであった医療を患者をゴールにして、QOLを豊かにする事をゴールとしようという考え方です。

     現場で人と触れる事でしか学べない「感性」を磨く事が必要だと説いています。

  • 今からほぼ15年前に刊行。死について考える講演会を1冊にまとめたもの。生まれてからどう老いていくか・・・。人の最期はどうあったら良いか。日野原氏のホスピスにつながる活動を知ることができる。

  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:Browsing
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=21192

    この本の中で日野原先生が、タゴールやリルケの名をあげ、文学作品に触れることの大切さを語っているのは大変興味深いです。
    「タゴールが書き残した詩を読み、こんなにみごとに命というものを表現した詩はないと思いました」「文学をとおして私たちは人間の命にふれることができます」この本の中で、日野原先生はそう語っています。
    タゴールの詩はキューブラー・ロス『死ぬ瞬間』で引用されており、日野原先生は、「死んでいく人の心理をリアルに示すために書いた」あの本に、なぜロスがタゴールを引用したのかよく分かるとも書いていらっしゃいます。

    【併読のススメ】
    キューブラー・ロス『死ぬ瞬間―死にゆく人々との対話』
    和医大OPAC http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=20382
    ブクログ http://booklog.jp/users/wmulk/archives/1/4643920521

  • 各地での講演で先生が語られたこと。女性の更年期障害ははて病気だと自分が思えばそうなるし、たまたま生理不順が重なっただけだよと思えばそうだし、要は気の持ちようです。

  • -

    人の生死と向き合う医者である筆者が、安らかな死をどう迎えるか、また生きている間は残りの人生をどのように生きるかということについて語ったもの。
    ・がんで死を迎える患者には、意識のある状態で家族と一緒にいられるホスピスのような施設が望ましい。
    ・必ずしも宗教心を持つべきとまでは言わないが、生死を見つめなおす上で、宗教の考え方は大切。

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