命をみつめて (岩波現代文庫 社会36)

  • 岩波書店 (2001年5月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784006030360

みんなの感想まとめ

死をテーマに、人としての在り方や医療の本質を問い直す内容が展開されています。医療従事者として、患者のQOL(生活の質)を最優先に考えることが強調され、従来の学会評価からの脱却が求められています。著者は...

感想・レビュー・書評

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  •  死をコーディネイトする事。
    人として、看護士・医者としてとどのようにするべきか。

     今までは学会で評価される事がゴールであった医療を患者をゴールにして、QOLを豊かにする事をゴールとしようという考え方です。

     現場で人と触れる事でしか学べない「感性」を磨く事が必要だと説いています。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「QOLを豊かにする事をゴールとしよう」
      日野原重明氏だから言える、そして説得力のある言葉ですね。。。
      「QOLを豊かにする事をゴールとしよう」
      日野原重明氏だから言える、そして説得力のある言葉ですね。。。
      2013/05/28
  • 今からほぼ15年前に刊行。死について考える講演会を1冊にまとめたもの。生まれてからどう老いていくか・・・。人の最期はどうあったら良いか。日野原氏のホスピスにつながる活動を知ることができる。

  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:Browsing
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=21192

    この本の中で日野原先生が、タゴールやリルケの名をあげ、文学作品に触れることの大切さを語っているのは大変興味深いです。
    「タゴールが書き残した詩を読み、こんなにみごとに命というものを表現した詩はないと思いました」「文学をとおして私たちは人間の命にふれることができます」この本の中で、日野原先生はそう語っています。
    タゴールの詩はキューブラー・ロス『死ぬ瞬間』で引用されており、日野原先生は、「死んでいく人の心理をリアルに示すために書いた」あの本に、なぜロスがタゴールを引用したのかよく分かるとも書いていらっしゃいます。

    【併読のススメ】
    キューブラー・ロス『死ぬ瞬間―死にゆく人々との対話』
    和医大OPAC http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=20382
    ブクログ http://booklog.jp/users/wmulk/archives/1/4643920521

  • 各地での講演で先生が語られたこと。女性の更年期障害ははて病気だと自分が思えばそうなるし、たまたま生理不順が重なっただけだよと思えばそうだし、要は気の持ちようです。

  • 人の生死と向き合う医者である筆者が、安らかな死をどう迎えるか、また生きている間は残りの人生をどのように生きるかということについて語ったもの。
    ・がんで死を迎える患者には、意識のある状態で家族と一緒にいられるホスピスのような施設が望ましい。
    ・必ずしも宗教心を持つべきとまでは言わないが、生死を見つめなおす上で、宗教の考え方は大切。

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著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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