小児病棟の四季 (岩波現代文庫 社会 63)

  • 岩波書店 (2002年6月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784006030636

みんなの感想まとめ

小児病棟での子どもたちの生活や感情に焦点を当てたこの作品は、読者に深い感動を与えます。特に、病気と闘う子どもたちの喜びや日常の小さな幸せ、そして生きる意味を真剣に考えさせられるエピソードが描かれていま...

感想・レビュー・書評

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  • ・自分の知らない小児病棟のいろんなことが知れる。どんな境遇の子がいてその子はどんな生活をどんな気持ちで送ったのかということが考えられる本なのでこの本が好きです。読んでいくごとに前回読んだときとは違う感想が生まれたり、捉え方が違ったりして、何度でも繰り返し、楽しく読めるところも好きです。(小6)

  • 治るようになったといっても7割程度。ひっくり返せばまだ3割は治らずに短いながらも生を全うするということだ。今自分が生きて年を取って生きていることが不思議にも思えてくる。


  • 治る可能性が低い子どもの保護者の方に対して、
    先生がおっしゃった言葉が印象に残りました。
    「今、やりたいと思うことをやるのが
    一番正しい選択だと思います。
    そしてどちらでもそれを行ったら誰が何と言っても自分の決定が正しかったと確信することが
    こういう状況では大切なんですよ。」 

    どのようにして残りの時間を過ごすのか
    子ども自身も保護者の方も悩むことだろうと思います。しかしどの選択をしたとしても、自分の決定が正しかったと思えることが大事なのだと改めて感じました。

  • 小さな命と向き合う医者の、
    あたたかなまなざしと、
    病を前にする心痛とが、
    限りなく優しく言葉にされている。

    一度お会いしたことがあるのだが、
    本当にやわらかな先生である。

  • 学校の課題図書でしたが普通に読んでじんときたので。

  • 子供の病気は、本人も周囲もつらい。
    ただ、本当に治る見込みがないと分かった時には
    苦しい治療を続けるのではなく残った時間を大切に過ごさせてあげたいという考えに共感した。

    何度も直面する死に対して無感動にならず、その度に涙を抑えられない細谷先生のファンになりました。

  • 四季折々の小児科での出来事がのっており
    悲しい現実がつづられていました。
    けれどもその悲しさの中にある喜びが
    どんなことよりも大きく感じられるお話でした。

     

  • 高校時代の小論文の知識として読んだもの

  • 細谷先生とは毎夏キャンプでお話します。
    沖縄への機内で読んで何度も涙しました。
    森のようちえんの子どもを保育を何度も思い出しました。
    千葉県こども病院の子どもたちを何度も思い出しました。
    大人ができることが少ないということは知っているけれども、
    それでは何ができるのか。
    やっぱり病棟でも森でも同じことを考えるのです。

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著者プロフィール

1948年山形県生まれ。72年東北大学医学部卒業。聖路加国際病院小児科の小児科部長、副院長を経て現在同病院顧問。専門は一般小児科の他、小児がん、小児のターミナルケア、育児学

「2020年 『いつもいいことさがし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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