大杉榮 自由への疾走 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006030780

作品紹介・あらすじ

「思想に自由あれ。しかしまた行為にも自由あれ。そしてさらにはまた動機にも自由あれ。」アナキストとして自由奔放に生き、日本軍国主義に虐殺された男、大杉栄。思想家として、行動する社会主義者として、日本近代に多大な影響を与えた大杉栄の鮮烈な生涯を、丹念な取材と新たな資料を駆使してダイナミックに描く。

感想・レビュー・書評

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  •  はるか昔、国立2期校(古い・・・)には合格したものの親不孝して浪人した予備校の寮で(Life深夜の部室のように)だべっていたとき、(姫路から来た地元の高校ではお目にかかったことのない雰囲気の)S君から「大杉栄とかしってる?」と言われたのが大杉栄との出会いでした。
     最近、自分の大事にしているものを(分野毎に)12枚のカードに書き出し、順々にカードを破り最後に何が残っていくかという(心理?)ゲームをすることがありました。最後の2枚は「阿弥陀さま」と「自由」で、最後の最後に残したのは「自由」でした。
     ああ、自分は、妻も家族も仕事も人間関係も思想も、自由でいたいがために、今あるように選んでいます。
     (ちなみにゲームは、最後の1枚も破って、その時の気持ちを見つめるものでした。)

  • 大杉栄の一生が綴られた本。
    分量の割に読みやすく、大杉という人を知るには好適な一冊。索引も年譜もついているが、欲を言えば文献一覧も欲しかった。とはいえ、ちょっと多過ぎるか。
    あとでつけたしたという最終章で大杉殺害の真相にも迫ろうとしているが、真相はやはり闇の中である。
    ともあれ、面白く読めた。

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著者プロフィール

ルポライター。『残夢――大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』(金曜日)、『大杉栄――自由への疾走』(岩波現代文庫)など、明治大正期の社会主義者、無政府主義者を描いた作品も多い。「さようなら原発」運動、「戦争をさせない」運動などの呼びかけ人。

「2017年 『軟骨的抵抗者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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