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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784006030988
感想・レビュー・書評
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学校では公民の授業で、歴代首相のことを学んだりしますが、石橋湛山といふ人のことはあまり取り上げられません。鳩山一郎と岸信介の狭間に埋れてゐる印象であります。
しかし、本書を読みますと、その思想や政治手法は正統派リベラルとして注目に値するものと申せませう。まあ最近はちよつとリベラルの安売りといふか、誰にでもリベラルといふ呼称を与へる傾向がありますが。
元々石橋湛山は東洋経済新報社の代表にまでなつてゐた人。ジャアナリストですね。今でも毎週月曜日に雑誌「週刊東洋経済」が刊行されてゐます。
そんな出自も関係してか、政界入りした後も反骨精神を失はず、主流派(吉田茂)にとつては煙たい存在となるのでした。タイトル通り、当時の自由党から除名されたりします。
健康上の理由で、短命内閣に終つたのはつくづく残念であります。短命といふより、組閣しただけで何も出来なかつた。
当時の年齢(72歳)からして、長期政権は望めなかつたでせうが、せめて次世代への種蒔きが出来ていれば、と口惜しく思ひます。
なほ、本書はまづ『良日本主義の政治家』(東洋経済新報社)として刊行されたものを、次いで『孤高を恐れず』(講談社文庫)と改題され、さらに岩波現代文庫に収録されるに際して『湛山除名』と再改題されたものであります。題名は違ふが、同じ内容なので注意されたし。
http://ameblo.jp/genjigawa/entry-11377538035.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
湛山と吉田は仲が悪かったようだ。
佐高氏が誉めるのだから、湛山はまともだったのだろう。
池田勇人は湛山が大蔵事務次官にしてその御恩を忘れなかったそうだ。
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