顔をなくした女―〈わたし〉探しの精神病理 (岩波現代文庫―社会)

著者 : 大平健
  • 岩波書店 (2005年11月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006031244

顔をなくした女―〈わたし〉探しの精神病理 (岩波現代文庫―社会)の感想・レビュー・書評

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  • メンタルに問題を抱えた患者を診察している
    精神科医による本。
    おもしろく読めるのだが、一つの結論に向かって
    進んでるわけではなく、へーそーなんだとか、
    なるほどねなどの感覚からは出られなかった。

  • 精神科医が患者さんの症例を元に人間に関して
    考察を加えている話。
    「顔がない」という女性の話なんかはとても示唆的。
    彼の考察によると、精神病患者たちは独特の言語世界をもっており、それを理解したうえで糸を解きほぐしてあげるとそれが回復につながることがあるのだとか。
    これはオススメの本です。

  • 精神科医である著者が、いくつかの精神疾患の症例を具体例と共に話を進めていきます。人間は、何にどのように影響されていくのか?そして、その結果どのようになり得るのかを考えさせられる、興味深い1冊でした。

  • 人として生きていくために。


    自分がそこにいて、自分が自分らしく存在できるために。

    模索している患者と医師の話。

    何時でも人は自分を見失うときがある。そんな時もう一度
    読み返したい本。

  • 2008.05.13

  •  いろいろな症例を載せた精神病理の本です。
     大平健の失敗例なども掲載されていて、分かりやすいです。

     しかし、人間って、不思議ですね。いろんなことを見聞きしていて、自分とは全く違う意識で捉えているので、不思議で、おかしく、また、おもしろくあります。

     決して、病気の人がおもしろいのではなく、健康な人にも当てはまります。

     ひょんなことから、分裂病になったり、幻覚、幻聴に悩まされたり……。我が身もいつかこうなるかもしれないな、と思うくらい、身近なものと感じました。

  • 副題として「<わたし>探しの精神病理」というタイトルがついています。この本は本当の精神病の症状や様子をリアルに描いていて読んでいて怖い部分もあるのですが、とても深い本です。怖いっていうのは、病気がではなくて、病気によって露呈した人の心の闇の部分が…なんですが。

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