いじめの記号論 (岩波現代文庫)

著者 : 山口昌男
  • 岩波書店 (2007年2月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006031480

作品紹介

いじめに遭った青年の手記や映画を素材に、いじめる者、いじめを耐え忍ぶ者、傍観者の心理と行動を分析する。さらにヴァルネラビリティ、有徴性、スケープゴートといった概念によりながら、特定の民族や集団に対する迫害、差別、悪の深層構造の分析へと論を展開し、文化の中の光と闇の存在を指摘して、いじめから脱出し挫折をバネにする方途をさぐる。

いじめの記号論 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 講演録の書き起こし中心の構成のためか、この作者にしては、分析の切れ味が悪い。論旨が行ったり来たりで、ページ数の割には突込みが甘い箇所が目立つ気がしてならない。普段の文章はかなり練られているのだな、ということがよくわかる。
    講演の時点も少し古いものが多く、論点も今となってはそれほど新しい視点という印象はない。正直に言えば、同工異曲のものも多く、07年2月という現在のタイミングでこの本を出す意図がよくわからないのが正直なところ。

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