病気の社会史―文明に探る病因 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006031527

作品紹介・あらすじ

病気の歴史をたどることで世界史の転換点が明らかになる。古代ギリシアの疾病、ハンセン病、ペスト、梅毒、結核、ガン…。これらの病いはなぜ人類にとっての甚大なる災厄となったのか。そして文明と歴史にいかなる影響を与えたのか。豊富な挿話を通じて猖獗をきわめる疫病の恐ろしさ、新たな難病の出現を描き出し、人類にとっての病気の意味を考察する誉れ高い名著。

感想・レビュー・書評

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  • 人類の歴史のなかで病気がどのような役割を演じてきたかについての本。どこかで聞いたことがあるようなトピックが詳しく説明されている。高校の日本史では、不平等条約の改正の動機は、独立国としての体面、ノルマントン号事件による世論の高まり、そして国内産業の保護・育成の観点から説明されるが、検疫の実施の妨げとなるという側面もあるというのはなるほどと思った。

  •  病理史学者が歴史の影でどういった病気の流行があったかを記していく。

     産業革命の頃の結核、ルネサンスの頃の梅毒などを例に上げ、病気には社会的な原因があることを示していく。病気は個人のものだけでなく、社会のものであることがよく分かる。
     人は必ず死ぬわけで病気というものは決してなくならない。病気を考える上での必読書。

  • 面白くて昨日と今日寝不足になった。このテーマに近い本をもっと読みたいな。

  • これは役立つ色々と、と思って。

  • 2007.9

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