呉清源とその兄弟―呉家の百年 (岩波現代文庫)

著者 : 桐山桂一
  • 岩波書店 (2009年7月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006031909

作品紹介・あらすじ

不世出の大棋士呉清源は戦前に来日し、日中戦争に翻弄されながらも多くの名勝負を戦いぬき、囲碁界の第一人者となった。長兄呉浣は満州国官吏となり、終戦直後に台湾に渡り米国で生涯を終えた。次兄呉炎は抗日戦を戦い共産党に入党し教師になるが、政治闘争の嵐に巻き込まれる。呉家の三兄弟を通して日中百年を描くノンフィクション。

呉清源とその兄弟―呉家の百年 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  昭和の伝説的棋士、呉清源と彼の二人の兄の生涯を通して日中の百年を描くノンフィクション。

     類まれなる囲碁の才能で日本に留学することになった呉清源。彼についていき日本で学び満州で働くことを選んだ長兄。日本に行くことを拒み共産党へ入る道を選んだ次兄。戦前から戦後にかけての三人の数奇な人生をなぞっていく。呉清源だけでなく二人の兄も歴史の真ん中といえる位置にいて、歴史上の登場人物もたくさん絡む。この三人を追うことで激動の日中が伝わってくる。囲碁をしてない人も充分に楽しめる。
     
     人の生涯から見える歴史の姿の面白さ。
     

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