人を不幸にしない医療――患者・家族・医療者 (岩波現代文庫)

著者 : 山城紀子
  • 岩波書店 (2011年7月16日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • 13人登録
  • 3レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006032272

作品紹介

認知症のお年寄りを「安全のため縛る」ということ、若く意欲的な医師が過労により亡くなってしまう現実…。医療を取り巻く過酷な状況を改善する試みが沖縄で始まった。「縛らない」ための試行錯誤、全国初の公務員医師労組の結成、白衣を着ないでの診療、患者が理解できるカルテの作成。沖縄での多様な実践を生きいきと描く、ヒューマンドキュメント。

人を不幸にしない医療――患者・家族・医療者 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 自身も沖縄生まれで、沖縄タイムズの記者だった著者が、「抑制」「医師の働き方」「患者に沿う医療」をテーマに取材し、2003年にまとめた一冊。文庫化にあたり、当初の取材から約10年後の現状も巻末にフォローされている。
    確実に変わっていくことと、行ったり来たりを繰り返すこと、続けることのむずかしいこと、ジレンマはあっても、少しずつ進んでいく人々の姿がある。
    「人を不幸にしない医療」というタイトルが、現在もなおそのまま、大きな課題としてつきつけられている気がする。

  • 2階書架 : WY009/YAM : 3410152355

  • 「抑制」という一般の耳には馴染みがない言葉。医療現場、介護現場での「拘束」のことだ。願わくば・・・2011年現在、できるだけ多くの施設が「抑制ゼロ」であることを願う。
    医者の過重労働という問題。医者は「もうけている」という秘かな心理が、我々にはないだろうか。医者が奉仕するのは当たり前・・・という勝手な思い込みを我々はしていないだろうか。
    カルテの公開。日本のどこの病院に行っても、自分のカルテが必ず受付でもらえるようになればいいのですが・・・・。

全3件中 1 - 3件を表示

山城紀子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

人を不幸にしない医療――患者・家族・医療者 (岩波現代文庫)はこんな本です

ツイートする