六ヶ所村の記録――核燃料サイクル基地の素顔(上) (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006032326

作品紹介・あらすじ

青森県上北郡六ヶ所村。下北半島の太平洋側に長く伸びた寒村は、戦後に満州帰りの農民によって開拓が進められた。その大地が密かに日本の「核開発」の拠点に据えられていた。核燃料サイクル基地建設は、政財官の隠された欲望だった。一九六九年に発表された「むつ小川原開発」計画を前面に立て、農民たちの土地が奪われた。使用済み核燃料再処理工場の建設は最も危険な出発だった。それに抵抗する人たちの闘いは粘り強く続く。

感想・レビュー・書評

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  • 結論、結果に向けて途中経過をお金と権力で操作する。
    昔からやり方が変わらないんだなぁ…。
    長いものに巻かれずがんばっている方々には敬服致します。

  • 91年でも30年間を追っている。さらに現在まで20年経過している。
    にもかかわらず、3.11
    東北青森の貧困や苦難の歴史がよくわかる。差別され、騙され続けた地元民の苦しさが伝わってくる。
    本当に日本はどこに行こうとしているのだろう。

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著者プロフィール

ルポライター。『残夢――大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』(金曜日)、『大杉栄――自由への疾走』(岩波現代文庫)など、明治大正期の社会主義者、無政府主義者を描いた作品も多い。「さようなら原発」運動、「戦争をさせない」運動などの呼びかけ人。

「2017年 『軟骨的抵抗者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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