胡同の記憶――北京夢華録 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006032432

作品紹介・あらすじ

北京の横町「胡同」。そこには庶民の生活が溢れている。鼻先に漂う食事の香り、子供の遊び声、老人たちの井戸端会議…。特派員として二度の滞在経験を持つ著者が一九九〇年代後半から二〇〇〇年代前半にかけて再開発によって消えゆく古い町並みを惜しみつつ、胡同に暮らす人びとの姿をレポートする。オリンピックを挟む十年間の北京の変貌を記した新稿を付す。

感想・レビュー・書評

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  •  チェン・カイコーが自殺直前の老舎に会ったというくだりが印象的。

  • 中国は常に「激動」ですが、特に文革はまだまだ記憶に新しい悲劇の時代です。少し納まりつつあった70年代に著者は北京の特派員になっています。
    「住む」ことで、市民の生活を感じ、街並みを味わうことができます。その特権を生かして、「フートン」という北京独特の市民生活、街並みを体験することができました。
    「身を置く」ことによる所感もおもしろい。

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著者プロフィール

1947年生まれ。72年朝日新聞社入社。中国総局長、外報部長などを経て、2002年から現職。2004年からテレビ朝日系「報道ステーション」コメンテーター。99年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。外報部長の時に企画した連載「テロリストの軌跡 アタを追う」とそれにかかわる一連の報道で、2002年度新聞協会賞を受賞。テレビ朝日系列「報道ステーション」コメンテーター。朝日新聞編集委員。主な著書に『胡同の記憶 北京夢華録』(平凡社)『北京&東京 報道をコラムで』(朝日新聞社)『加藤千洋の中国食紀行』(小学館)、共著・共訳書に『中国大陸をゆく』(岩波新書)『?小平 政治的伝記』(朝日新聞社)など。

「2008年 『瀾滄江怒江伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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