ファンタジーを読む 〈子どもとファンタジー〉コレクション II (岩波現代文庫 社会255)
- 岩波書店 (2013年8月20日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784006032555
みんなの感想まとめ
心理学者によるファンタジー作品の深い解説が魅力の一冊で、紹介された作品のストーリーを知ることで、逆に本編を読みたくなるような楽しさがあります。特に、アリエッティの物語についての考察は、現代において忘れ...
感想・レビュー・書評
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読了。心理学者の河合隼雄による、海外ファンタジー作品の書評というか解説。紹介されている13作品のうち、ゲド戦記の3冊と床下の小人たちだけは読んだことがあったが、あとは未読だった。ネタバレ上等で、作品を読まなくてもストーリーが全部わかってしまうのだけど、文章がうまくて、却って本編を読みたくなるという素晴らしい解説だった。著者が著者なので裏側の読みが深くて、いやそれは穿ち過ぎなのではということもあるが、そのぐらいまで深読みできるのは面白いだろうな、と思った。
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ファンタジーの舞台こそ、たましいのこと。アリエッテイの物語についての記述がハッとさせられた。それは何の役にも立たないかもしれないけど、失ってはいけないもの。現代科学の時代に、たましいの世界がアリエッテイの小人のように小さな存在になっていても。
以下印象的な引用。
物語る、ファンタジーとは「無意識から湧き出てくる内容に対して、意識が避けることも圧倒されることもなく対峙し、そこから新しく生み出されてくるもの」
「魂そのものは捉えられないが、たましいのはたらきそのものは、常にわれわれの周囲に起こっており、それをある程度把握して他人に伝えるには。ファンタジーというのが極めて適切な手段となるのである」 -
今後読むであろうファンタジーのガイドブックとして読んだ。まずまず。
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海外ファンタジー(主に児童文学に分類されているもの)の名作を河合隼雄が紹介。ここに紹介されている本はどれも有名だがまだ未読だった。しかもあらすじ知ってますます読みたくなった。
この本が好きな人におすすめの本
河合隼雄の作品
