日本の農山村をどう再生するか (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006032654

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • できることなら、自然を身近に感じながら暮らしたい。でも、自分の楽しみだったり、子供ができたらやりたいこと、学びたいことを思いきりやらせてあげたいと考えると、やっぱり都市で稼いだ方が現実的と思ってしまう。コロナをきっかけにリモート浸透するかなと思ったけど、その動きも限定的だし。地方の過疎化は止まらないだろうなぁと思う。海士町のように地元の教育機関の魅力を高めるのは有効。有名大の地方キャンパスとかができて2年だけでも学生がそこに住まうようになると結構変わるのでは?と思ったけど大学的に賭けになるのかな。

  • 行政のジャーゴンが多い。
    言わんとするところはよくわがる。
    しかし、あまりにも行政しか使用しないと思われる専門用語があまりに連続して出てくる。
    仕方がないことかもしれないが、だからなかなか理解されない分野になってしまうのかも。
    このような用語を省いても充分、中山間農地の再生は語れるのではないか。

著者プロフィール

1942年1月生れ。名古屋大学経済学部卒業。大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程単位修得退学。島根大学法文学部助教授、同教授、島根大学副学長、国立大学法人島根大学理事・副学長を歴任。
現在、国立大学法人島根大学名誉教授、島根大学・寧夏大学国際共同研究所顧問、寧夏大学客座教授、日本財政学会顧問。専攻は、財政学、地方財政論、地域経済学。
主な著書に、『内発的発展論と日本の農山村』岩波書店、1996年、『内発的発展による地域産業の振興』公人の友社、1999年、『地方分権の本流へ』(共編著)日本評論社、1999年、『日本の公共事業をどう変えるか』岩波書店、2001年、『市町村合併と地域のゆくえ』岩波書店、2002年、『分権の光 集権の影』(共編著)日本評論社、2003年、『夕張 破綻と再生』自治体研究社、2007年、『「平成の大合併」後の地域をどう立て直すか』岩波書店、2007年など多数。

「2008年 『中国農村の貧困克服と環境再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

保母武彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×