NHKと政治権力――番組改変事件当事者の証言 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006032739

作品紹介・あらすじ

政権党の有力政治家とNHK最高幹部が放送直前に接触し、慰安婦問題を扱った番組は著しく改変されてしまった。裁判の場でも争われ、多くの人々の関心を集めた二〇〇一年の事件の真相について、担当プロデューサーが沈黙を破って全過程を明らかにした。放送現場での葛藤、政権党と癒着するNHK幹部の姿勢を克明に記した本書は、NHK番組改変事件を知る上で最良の一冊である。関連資料収録。

感想・レビュー・書評

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  • 戦時中の慰安婦問題についての番組制作を事例に「NHKと政治権力」をテーマに書いた本。

    当該事例における詳細なルポ的記述が多く、メインテーマにおける考察が希薄。

    テレビ局と政治との関わり合いについて、その真偽を知りたかった私としては不満足。

    ただし、番組制作における生生しき記述に関しては、他の本を圧倒する。
    それゆえ放送局を志望する学生たちには、良書

  • 物理学的に素粒子のベクトルが、ある種の力(地場など)がよぎるだけで、反発しあい、振動しあい、ぶつかり、交差し・・・・一定の方向性が選択され、決定されていく。どの素粒子が強く、とれが弱いということはないだろう。との素粒子に確たる意思があり、どれが優柔不断であるかなどない。
    正義も不正義もない。
    そういう力学が、政治にも報道機関にも働いているように・・・、読後、思った。

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著者プロフィール

武蔵大学社会学部教授(メディア社会学)。元NHKプロデューサー。「ETV2001」番組改変事件の当事者として政治家の介入を証言。『NHKと政治権力』(岩波現代文庫)、『ベン・シャーンを追いかけて』(大月書店)、『奄美の奇跡』『ヒロシマを伝える』(以上、WAVE出版)ほか著書多数。

「2018年 『フェイクと憎悪 歪むメディアと民主主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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