インドネシア・スンダ世界に暮らす (岩波現代文庫 社会278)

  • 岩波書店 (2014年12月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784006032784

作品紹介・あらすじ

研究室を飛び出した若き学徒が全身で見て、聞いて、感じた、激変していく直前の<伝説の島国>の暮らしぶりとは。西ジャワ地方の市井の人々の息遣い、街中の音、匂い、空気などが濃厚に伝わってくる希有な現地調査と観察記録。その後、日本-東南アジア関係研究の新しい地平を確立した著者、1978年の初々しいデビュー作。(解説=後藤乾一)

みんなの感想まとめ

現地の人々と共に生活することで、国の実情や文化を深く理解することができるというテーマが描かれています。著者は、一般市民の視点からインドネシアの豊かさと貧困、独立の歴史や政治体制を掘り下げ、リアルな生活...

感想・レビュー・書評

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  • その国の様子を知るには、実際に一般的な国民が生活している場所で、一緒に生活をしてみるのがいちばんよい方法なのであろう。その中から、その国の国家体制や国民性などが見えてくることがあるからだ。
    著者は、市井の国民にできるだけ近い生活をすることで、その国の富をごく限られた一部の人間が独占していることや、極貧にあえぐ国民の実態、さらには独立の歴史やその政治体制までも明らかにする。その視点はいかにも確かである。

  • とにかく・・・現場を見てくることの強さをあらためて知りました。
    若くて、ちょっと「引き気味」の姿勢にも好感です。

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著者プロフィール

1943-2013年。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程中退。上智大学外国語学部教授。早稲田大学アジア研究機構研究員教授を歴任。
著書: 『スンダ生活誌――変動のインドネシア社会』(NHKブックス、日本放送出版
    協会。2014年『インドネシア・スンダ世界に暮らす』と改題。岩波書店、岩波現
     代文庫)
    『小さな民からの発想――顔のない豊かさを問う』(時事通信社、1982年)
    『スラウェシの海辺から――もうひとつのアジア・太平洋』(同文舘、1987年)
    『エビと日本人』(岩波書店、岩波新書、1988年)
    『サシとアジアと海世界――環境を守る知恵とシステム』(コモンズ、1998年)
    『グローバル化とわたしたち――国境を越えるモノ・カネ・ヒト 』(岩崎書
     店、2006年)
    『エビと日本人Ⅱ――暮らしのなかのグローバル化』(岩波書店、岩波新書、
     2007年)
    『ぼくの歩いた東南アジア――島と海と森と』(コモンズ、2009年)
    『パプア――森と海と人びと』(めこん、2013年)
    『海境を越える人びと 真珠とナマコとアラフラ海』(共編著、コモンズ、201
     6年)

「2023年 『小さな民からの発想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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