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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784006033095
みんなの感想まとめ
過酷な労働とその背景を深く掘り下げた本書は、1970年代の民衆史を描写し、北海道における囚人労働や朝鮮人労働の実態をリアルに伝えています。具体的な虐待の描写は、読者に強い衝撃を与え、歴史の一面を直視さ...
感想・レビュー・書評
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1970年代の民衆史の叙述ここにあり、という感じ。北海道の囚人労働、タコの労働、朝鮮人労働の記録は、その凄惨さを思うにあまりある叙述である。具体的な虐待の記述に、慄然とせざるをえない。
本書の特徴は、戦前日本が、過酷な労働に下支えされていたという視角で位置づける点である。ただ、過酷な労働者がすべてを支えていたかのように描くのは、「戦死した兵士のおかげで現在の日本の平和がある」という論法と同じではないか。その点は注意深く接しなければならない。歯止めのない資本主義における矛盾の集約点として、囚人労働やタコの労働がある、というべきだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1 鉄鎖につながれた志士たちと囚人
2 囚人過去帳は語る
3 網走囚人道路の悲劇
4 囚人労働の歴史
5 囚人労働廃止をたたかった人々
6 「監獄部屋」と労働運動の登場
7 朝鮮人・中国人の強制連行と労働
8 鎖を断つ
著者:小池喜孝(1916-2003、東京都、日本史)
解説:色川大吉(1925-、香取市、日本史) -
東2法経図・6F開架 B1/8-2/309/K
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