菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って (岩波現代文庫)

著者 : 星野保

• 岩波書店 (2020年9月16日発売)

作品紹介・あらすじ

北極、南極、そしてシベリア。大の男が這いつくばって、世界中の寒冷地にきのこを探す。大型動物との遭遇、酔っぱらいとの遭遇、泥酔、泥酔、そして拘束。幾多の艱難辛苦の果てに、菌たちとの感動の対面はかなうのか……！？雪や氷の下でしたたかに生きる菌たちの生態とともに綴る、爆笑・苦笑・失笑必至のとっておき〈菌道中〉。

感想・レビュー・書評

[会津大学情報センター（附属図書館）さんの感想 · 2021年9月7日]

第1回　斎藤茂太賞
会津大学短期大学部所蔵資料

[星薬科大学図書館さんの感想 · 2021年4月9日]

▼配架場所・貸出状況
http://opac.hoshi.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=2000069879&srvce=1

[ちょさんの感想 · 2020年12月31日]

　生物学者さんによる、世界各国に菌類を求めた旅の記録。出てくる人たちがすべて濃くて面白い。探求心を突き詰めてしまうのが学者さんなのか。

[大阪公立大学 中百舌鳥図書館さんの感想 · 2020年11月17日]

こんなことろにも菌類がいるのか！科学書のはずなのに日本旅行作家協会「斉藤茂太賞」を受賞？著者本人にも信じられない抱腹絶倒の実話物語。研究者目線でしか書けない菌類探索の冒険エピソードとイラストも満載。

大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000938434

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2020年10月20日]

東2法経図・6F開架：B1/8-2/322/K

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2020年9月6日]

星野保著の『菌世界紀行―誰も知らないきのこを追って』。珍しいきのこを求めて極地を旅する道中記。 | P+D MAGAZINE
https://pdmagazine.jp/today-book/book-review-79/

菌世界紀行 - 岩波科学ライブラリー - 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b265993.html

菌世界紀行 - 岩波現代文庫 - 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b527911.html

著者プロフィール

1964年東京都生まれ。名古屋大学大学院農学研究科博士後期課程満期退学。博士（農学）。産業技術総合研究所生命工学領域研究戦略部を経て、現在、八戸工業大学工学部生命環境科学科教授。専門は菌類の低温適応とその産業利用。著書に『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』（岩波書店）。誰もが楽しく読め、かつわかりやすい、寒さと生きる菌類の解説を心掛けている。しかし、意図せず滑った文章を放ち、周囲を凍らせる、こおりタイプの特性をもつ。

「2019年 『菌は語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」