ホラー映画の魅力―ファンダメンタル・ホラー宣言 (岩波アクティブ新書)

  • 岩波書店
3.38
  • (4)
  • (6)
  • (13)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 94
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007000867

作品紹介・あらすじ

いま明かされる怖さの秘密。『リング』脚本・高橋洋、『呪怨』監督・清水崇と対談。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 映像研究会
    請求記号 778.7/Ko
    所蔵館 2号館図書館

  • [ 内容 ]
    いま明かされる怖さの秘密。
    『リング』脚本・高橋洋、『呪怨』監督・清水崇と対談。

    [ 目次 ]
    1 『リング』『呪怨』の怖さ―現代のファンダメンタル・ホラー
    2 恐怖の記憶―ファンダメンタル・ホラー映画史
    3 特殊脚本家の誕生―いかに私は恐れることをやめて観客席から立ち上がったか
    4 恐怖の方程式―“小中理論”とは何か
    5 リアリティについての諸問題―疑似ドキュメンタリという表現方法
    6 一〇年後の対話―高橋洋氏との対談
    7 演出者側との対話―清水崇監督との対談
    8 ファンダメンタル・ホラーの新たな地平へ―脚本家としてのマニフェスト

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「怖い」って言ってもその種類はいろいろあるんだなーって思いました。

    作り手側からの視点ってのが面白いですが、「ファンダメンタル」っていうのがいまいちピントこない気もします。
    13日シリーズや、エイリアンシリーズなどの解説はなるほど!って思いました。

  • 2回目現読・・

    読了(2009/09/19)

  • 【目次】
     はじめに
    1『リング』『呪怨』の怖さ−−現代のファンダメンタル・ホラー
     『リング』の成功/高橋洋と中田秀夫/『呪怨』の清水崇/多くはない「怖い」作品/魔女映画のシステム
    2恐怖の記憶−−ファンダメンタル・ホラー映画史
     初めはすべてがファンダメンタルだった/古典的ファンダメンタル・ホラー映画/白いボールを持つ少女の原型/『エクソシスト』対『ヘルハウス』/階上に居るもの/テキサス動力鋸殺戮人/地獄へ堕ちろと言われて/ショッカー/スプラッター映画はファンダメンタルか/クリーチュアは恐怖をもたらすか/現代までのファンダメンタル・ホラー映画
    3特殊脚本家の誕生−−いかに私は恐れることをやめて観客席から立ち上がったか
     映画的恐怖の原体験/特殊メイクアップと脚本/特殊メイクアップというイリュージョン/『邪眼霊』の始まり/ホラー専門脚本家の誕生/『霊のうごめく家』/幽霊の映像化/ホラー生産工場/学校の階段
    4恐怖の方程式−−〈小中理論〉とは何か
     A脚本構造について/B脚本描写について
    5リアリティについての諸問題−−疑似ドキュメンタリという表現方法
     ドキュメンタリへの疑義/矢追スペシャルの娯楽性/『第三の選択』/『食人族』と『スナッフ』/非ハリウッドの疑似ドキュメント/私の疑似ドキュメント作品史/すべてはリアリティのために/映画記号学への帰還幻の幽霊VTR探求レポート!!(脚本・小中千昭)
    6一○年後の対話−−高橋洋氏との対談
    7演出者側との対話−−清水崇監督との対談
    8ファンダメンタル・ホラーの新たな地平へ−−脚本家としてのマニフェスト
     あとがき

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1961年東京都出身。成城大学(映画記号学専攻)在学中より特殊映像専門のライターとして活躍。卒業後、映像ディレクターを経て『邪願霊』(88年)で脚本家としてデビュー。以来、ホラー/SF/ファンタジー系の脚本家として幅広く活動。幼少期から特撮作品に親しんでいたこともあり、『ウルトラマンティガ』など、特撮作品にも数多く携わる。代表作に『くまちゃん』(93年)、『エコエコアザラク』(97年)、『THEビックオー』(99年)、『ウルトラマンマックス』(05年)など。また近著に「恐怖の作法:ホラー映画の技術」(2014年/河出書房新社刊)、「光を継ぐために ウルトラマンティガ」(2015年/洋泉社刊)などがある。
アマチュア・ベーシストの一面を持ち、高校~大学時代はクロスオーバーなどのコピーに勤しんだ。NHKの『BABYMETAL現象〜世界が熱狂する理由〜』(2014)を見て、2015年よりブログ『BABYMETAL試論』の執筆を開始、彼女たちの活動を追い続けている。

「2016年 『BABYMETAL試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小中千昭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×