人生に必要な30の腕時計 (岩波アクティブ新書 (91))

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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007000911

感想・レビュー・書評

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  • 男には2種類いる。時計をつける男とつけない男だ。

    私自身、時計はつけない主義だった。
    だったと過去形にしているのは、つける可能性が出てきたからだ。

    本書は、人生の様々なシチュエーションに合わせて、ぴったりの時計はどんなものなのか、
    著者独自の観点で紹介される1冊だ。

    たとえば、以下のような場面が想定される。

    「仕事の折衝で、大物を相手にしなければならないとき」

    「夜が明けるまで、遊び倒したいとき」

    「フランスかぶれの彼女を振り向かせたいとき」

    「小腹がすいたとき」

    等々。

    私は今まで時計とは時間を確認するツールであり、上に記載したような具体的な
    利用シーンを想像することはなかった。

    しかし、本書を読むと時計にも様々な「顔」があり、単に時間を確認するだけでは到底片付けられないとても奥深い世界であることを知る。

    その理由の一つには、著者が元々大手電器メーカーの宣伝部に13年間在籍していることも関係しているかもしれない。自社の製品にストーリーを持たせて販売する宣伝部の社員。やはり、製品の背景を語るのがうまい。

    モノの魅力を知るきっかけの一つに、そのモノ知られざる背景を知ることがあると思う。

    たとえば、レマニア・ヨットタイマーという時計は、フリーダイビングの神様ジャック・マイヨールが使っていたことでも知られている時計だそう。ポイントは色彩で経過時間を知らせてくれる機能があること。水に潜る人にとっては、視認性が重要だったということらしい。

    物事は何でも知れば知るほど面白くなる傾向がある。
    他の物事との違いを認識でき、語れる内容も深くなっていく。

    本書は時計知識を深めたい男子にとっても有益だが、
    趣味を持ちたいと思っている人、キュレーターになりたい男子にとっても有益なモノとなるに違いない。

  • 時計って自分はあまりこだわりはないけどシチュエーションや雰囲気やその日あることで決めてつけれたらいいなって思わず思ってしまった。

  • 腕時計を愛する著者が自分の好きな腕時計を紹介するガイドブック。
    かなり個性的なラインナップでいわゆる名品と呼ばれる時計はほとんど出てこない。さらに腕時計を紹介する際の「この時計をつけるべきシチュエーション」はかなり限定的(笑)。まあ腕時計ありきで後からシチュエーションを考えたのだろうが、その紹介文は洒脱でユーモアにあふれている。
    この本1冊まるごとで、「時計を愛する気持ちは各人それぞれの多様な価値観がある」ということを教えてくれる。

  • 腕時計をこよなく愛する著者が、独自の視点(かなり個人的な・・・笑)から人生で遭遇するシーン(遭遇しないであろうシーンもあるけど)にマッチすると考える腕時計を主観と独断を交えてチョイス。そのシーンでその腕時計を選んだ理由などについて、ユーモアも交えて綴ったエッセイ風の作品。結構、笑えるし為にもなります。

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