「うつ」からの社会復帰ガイド (岩波アクティブ新書)

制作 : うつ気分障害協会 
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007001154

感想・レビュー・書評

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  • わかってはいるんですけど・・・という内容で、目新しいものではなかったです。

  • [ 内容 ]
    サラリーマンが「うつ病」で会社を休むことになった。
    治療の中心は服薬と十分な休養。
    症状を自己管理するための具体的な方法を紹介。
    復職のために必要なステップとは?
    家族が燃え尽きないために。
    職場に「うつ病」について知ってもらおう。

    [ 目次 ]
    1 「うつ病」とはどのような病気か
    2 「うつ」の再発予防と症状自己管理
    3 「うつ」を乗りこなす―キャリアリカバリーへの道筋
    4 復職に向けての心得
    5 事例から学ぶ回復の心理的プロセス
    6 家族が「うつ病」になったとき

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    [ 参考となる書評 ]

  • うつの知識アップ

  • 目次: ○ 参考文献: × 8点のみ 索引: × 図表: 少ない 名簿: ○ 定期的な改版: ×
    この本が対象とする読者: うつ病による休職者及びその家族
    内容: うつ病患者の社会復帰支援を目的とし、うつ病の回復と再発防止に役立つ知識や心得をコンパクトにまとめた本 - 「うつ病」とはどのような病気か、「うつ」の再発予防と症状自己管理などの全6セッションに別け、各セッションに患者や家族の体験談やアドバイスなどをまとめたコラムを配する。本文は各1頁程度の小項目に分かれ、目次に小項目まで表示されているので、必要な項目が探しやすい。巻末に「職場復帰への具体的ステップ」1週間の行動を気分を記録する「記入シート」の書式、各種相談窓口一覧などを付す。

    ◆◇◆公共図書館のための「健康情報の本」選定ノート 掲載 2007 単行書【47】◆◇◆

  • うつ病知識本は以前からそれなりにあったが(最近は軽症うつから大うつ病までかなりの出版数である)、病後の職場復帰としては比較的早くに出版されたのではないか、と思う。
    書いてあることはもっともなのだが、これが現在の段階で(出版から数年経っても)実行可能かどうかというと、なかなか難しいので評価は低めにしてみた。
    (自分など、最初の職場復帰のとき、医師に書いてもらった診断書に段階的に従来の勤務にもどすこと、という注意書きに人事は「完全復帰じゃないのか!?」と驚かれた。
    うつ病から復帰する本人はもとより、人事や上司などにも基礎知識として読んでもらいたい本ではある。

  • 社会復帰=再就職

  • 社会復帰だけに特化せず、うつ自体もキチンと説明してくれている、非常に読みやすい本。

  • 鬱病から社会復帰するための参考書です。まだ読了しただけです。

  • うつで会社を辞める前に、辞めさせられる前に読んでおきたい。

  • うつ病とは、脳のストレス反応で、様々な症状を引き起こす。病前性格はメランコリー親和型という性格で、「他者配慮性」が特徴だ。原因やメカニズムは不明であるが、「内因性」「心因性」「身体因性」の3つが要因としてあげられることもある。「うつ病」は再発率の高い病気だが、薬物療法と心理療法の併用で90%は回復する。また、患者自らが再発のサインを知り、未然に防ぐ、もしくは和らげることができるという状態が望ましい。これを「症状自己管理」という。患者が辿っていくであろう道筋を、(1)職場復帰、(2)ライフキャリアの再編成、という2つの観点から見ていく。

    まずは(1)の職場復帰への道筋だ。うつに限らず休職した人たちが職場復帰する際には共通する流れがある。これには、大きく分けて、①個人の特性、②職場環境、③社会復帰システム、という3つの側面がある。まず、個人の特性に関していうと、病気や障害によって、課題実行・コミュニケーションの「特性と技能」が大きく変化し、それに伴って自分自身に抱く価値・有用性の「自己イメージ」の低下、人生や仕事に対する「目標」の変更を余儀なくされることだ。次に、職場環境のあり方も課題だ。周囲の人々のうつに関する理解のなさによって、人間関係が円滑に進まないということが多々ある。本人やその家族と、企業担当者の情報のやり取りにより、復職に向けた早期の準備、円滑な進行をおこなうことができる。また、適切な人事・労務管理という観点から、配置や業務の質と量に十分に考慮する必要もある。そして、社会復帰システムの課題は、職業リハビリテーション施設等、様々な社会資源と医療機関との情報交換だ。

    これら3つの側面を整理し、具体的な対処の方法をあげると、①低下した「特性と能力」の回復、②低下した自己イメージの再編成、③現実が困難となった「目標」に代わる新たな人生の目標の再構築、④「職場環境」の編成、⑤様々な社会的資源を取り込んだ「社会復帰システム」の活用、以上の5点となる。

    次に、(2)ライフキャリアの再編成についてだ。キャリアとは、組織の中のコースで考えると、「組織内において、ある一定期間の中で個人が経験する職務内容や役割、地位や身分などの変化の系列」ということができる。また、生涯に及ぶコースで考えると「生涯に果たす役割や環境、及び出来事との相互作用」ということもできる。うつに限らずストレスに関連する疾病は、職場内でのキャリアアップの過程で生じたストレスによって発症することが多い。組織の中だけではなく、人生の全体に注目した「ライフキャリア」を築いていくことも必要だ。私達は人生を通じていろいろな役割に出会い、役割の組み合わせも年とともに変わっていく。私達が自分の人生をどのように生きるか、自分にふさわしいライフスタイルをどのように作るか。「自己イメージ」と「目標」の再構成を通じて、人生全体の様々な役割の相互関係としてのライフキャリアを見つめ直すことが大切だ。

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