- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784007001260
感想・レビュー・書評
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システム手帳新入門! 岩波書店 舘神 龍彦
レビュー 「システム手帳は、21世紀初頭の、日本の社会の変容と、その結果としての日本人のライフデザインの変化が要請した必然である](145ページ)と仮説した本がでちゃいましたね。
岩波アクテイブ新書126舘神龍彦さんの「システム手帳新入門!」11月5日初版です。新しいシステム手帳論です。失われたシステム手帳の10年とパソコン、PDA、携帯電話の進化とが興した、手帳の役割の大変動がかかれています。システム手帳フアンは、一度ごらんを!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全部不明
ほんとのほんと、一番最初に手帳を買うときに読むにはちょうどいい本かもしれない。でも多分、これと同じ情報はネット上に殆ど全部転がっているので、わざわざ購入してまで読む必要のあるものとは思えない。
評価については良くも悪くも無いので3。 -
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アナログ手帳はめんどくさく感じてしまいます。
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とりあえずささっと拾い読み。
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以前に読んだことがある本ですが、今回は電子書籍として初めて1冊丸ごと読み通してみました。使用したのはソニー製の電子書籍リーダー「PRS-T1」です。画面がいわゆる液晶ではなく、電子ペーパーの技術を採用しているため、長時間画面を見つめてみても目が疲れないのが特徴です。
文字の大きさも変えることができるのですが、当然、その場合はページ数が変わってきます。紙媒体では188ページの本書も、私が読んだ小さい方から3番目の文字の大きさでは、350ページの大作になってしまいます。当然、ページをめくるスピードは速くなります。ただ、残りのページ数を手で持った実感として把握できないので、やや読み進めていく実感に乏しいようなところがあります。
気に入ったところには、手書きモードでメモを何箇所か入れてみました。後からでも、どのページにメモを入れたのか簡単に一覧できるのはとても便利な機能です。欲を言えば、処理速度がやや遅く、モードの切替やページの行き来に少し待たされるような感じがあるので、ぜひ改善していってほしいところです。
一つ気になったのは、図などが入ったページは、図と本文が別のページにレイアウトされてしまうことが多いということ。一般の書籍でも右のページが本文で左のページに図というようなパターンがよくありますが、電子書籍の場合は、図の大きさにもよるのかもしれませんが、図を見ながら本文を読むというのがやりにくいので、内容によっては、読み手の理解力が落ちることもあるかもしれません。
いくつか気になる点はあるとはいえ、思った以上に電子書籍はいける、というのが私の感想です。あとは、読みたい本が電子書籍化されることを期待するばかりです。ぜひ、2012年は電子書籍元年となってほしいです。 -
パソコンなどIT機器の普及した現代にマッチしたシステム手帳の使い方を指南した本。読み始めは著者の使い方や考え方に同調する部分も少なくなかったのですが、特に目から鱗の落ちるような新たな発見はなく、昨今ブームの「夢が...」をヨイショして技術よりも精神論を重視している点は気にかかります。しかし、IT技術との連携を強く意識した類書がこれまでなかったので、実際にどう使い分けていくかを考える上で参考になるでしょう。
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システム手帳なんて利用したことないな。いつも手書きですよ。
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システム手帳・ファイロファックスが日本に上陸してから20年が経った。80年代の大ブームを経てこの間に日本社会に浸透したシステム手帳だが、実は現在メディアに登場する機会は圧倒的に少ない。わずかに年末の男性誌やモノ雑誌が申しわけ程度に特集する程度である。その一方で『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(熊谷正寿著 かんき出版)のような本の登場で、バイブルサイズの手帳の売上は大きく伸びているという。またフランクリン・プランナーのような新種も生まれている。 本書は、このようなシステム手帳の現状に対して、新たに情報を提供して既存のユーザーの利便をはかることはもちろん、新規ユーザーやその予備軍・入門者に対してシステム手帳のことを基礎からレクチャーすることを目指して編まれた。 とくにパソコンや携帯電話といったIT機器が普及している現在のビジネスシーンで、システム手帳はまだまだ有効であるどころか、他のタイプの手帳では望めないようなよさがある。 『知的生産の技術』(岩波新書)から35年、『スーパー手帳の仕事術』(ダイヤモンド社)から16年。本書は、このような現状に鑑みて、今、改めてどのようにシステム手帳を使うかを正面から論じた初めての本である。