世界歴史選書 〈民族起源〉の精神史 ブルターニュとフランス近代

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007301933

作品紹介・あらすじ

フランス北西部、大西洋に臨むブルターニュ地方。この地の人々が誇る独特な言語・民俗文化は、古代ケルト民族に由来するとされる。そうした起源認識は、いかにして形成されたのか。ヨーロッパ各地の民族起源論・言語系統論、近代フランスの「ガリア」意識、民俗学の誕生などの多様な視点から、民族意識と地域文化の意味をとらえなおす。

著者プロフィール

女子美術大学芸術学部教授<br>専攻 言語社会学、民族学<br><br>単著<br>『周縁的文化の変貌』三元社、1990年<br>『〈民族起源〉の精神史』岩波書店、2003年<br>共著<br>『記憶と記録』(臼井隆一郎・高村忠明編)東京大学出版会、2001年<br>『ヨーロッパ統合のゆくえ』(宮島喬・羽場久み(*)子編)人文書院、2001年<br>『国民国家はどう変わるか』(梶田孝道・小倉充夫編)東京大学出版会、2002年<br>『歴史としてのヨーロッパ・アイデンティティ』(谷川稔編)山川出版社、2003年<br>翻訳<br>『虐げられた言語の復権』(ジオルダン編)批評社、1987年<br><br>(*)みの字はさんずいに尾

「2005年 『ヨーロッパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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