現代アジアの肖像 5 蔣経国と李登輝 「大陸国家」からの離陸?

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007308314

作品紹介・あらすじ

長期の戒厳令下、対外危機をはねのけ、果敢に経済建設を進めた蒋経国から、漸進的民主化によって新たな国民の統合を図る李登輝へ。「静かな革命」の行く先は、中国との一体化か、別の国家が立ち上がるのか?

著者プロフィール

若林 正丈(わかばやし・まさひろ):一九四九年長野県生まれ。東京大学教養学部卒業、同大学院社会学研究科国際関係論修士課程修了(国際学修士)、同大学院博士課程退学。社会学博士(東京大学、一九八五年)。在香港日本領事館専門調査員、東京大学教養学部助教授、同大学総合文化研究科助教授、教授を経て、早稲田大学政治経済学術院教授、早稲田大学台湾研究所所長、台湾・政治大学台湾史研究所兼任教授などを歴任。著者に『台湾抗日運動研究 増補版』(研文出版)。また『台湾──分裂国家と民主化』(東京大学出版会)、『蒋経国と李登輝』(岩波書店)などで一九九七年サントリー学芸賞受賞、二〇〇八年刊『台湾の政治──中華民国台湾化の戦後史』(東京大学出版会)でアジア・太平洋賞および樫山純三賞を受賞。

「2023年 『台湾の半世紀 民主化と台湾化の現場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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