「言葉の力」は家庭で伸ばす―今日からできる最強メソッド (齋藤孝の実践母親塾)

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  • 旺文社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784010555521

感想・レビュー・書評

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  • 思っていた以上に子どもの勉強や生活に関わっていいのだな、と気付かされる。
    子どものために読み始めた本だったが、大人も参考になる内容で分かりやすい本だった。
    子どもが小学生に上がる頃再読したい本。

  • ・勉強の習慣をつける
     遊びは勉強のあと。
     机についていられるように訓練する。
     「声かけ」を続ける。
    ・理科は本格的なものをビジュアルに見せる
    ・アニメで要約力を鍛える
     面白い要素を三つ言わせる。
     面白かった場面の理由を訊く。
    ・日記の書き方のコツ
     その日の出来事を箇条書きにする。
     他の日と違うことを探す。
     変化があったことを書く。

  • この内容が一緒に実践できれば親の「言葉の力」も伸びるのではないだろうか。要約力は私も自信がない分野です。

  • [江戸川区図書館]

    「斎藤隆の実践母親塾 子供の能力を確実に引き出す!」の続編的な一冊。

    【1章】
    ============
    ◾︎「言葉の力」が必要(⇒2章)
    抽象語などの語彙(論理的思考)、対義語(対立する二つの概念を並べて違いを述べる)、慣用句、四字熟語など、音読の重要さ→「〜実践母親塾〜」を参照。

    要約力(⇒3章)、見通し力(⇒4章)、文脈力(⇒5章)など→本書

    ◾︎「知性、感情、意志、健康な体」が必要

    【2章】
    ============
    ◾︎伴走、声かけ、習慣づけ
    子供のうちはまず勉強の習慣をつけさせるとさことが大事!
    ・遊びは勉強のあと
    ・つくえに向かっていられるよう訓練する。(1年生は10分スタート→30分を目標に、時間出来たら内容で、内容できたら正答率で、大事なのはその時々の「目標」を一つに絞り、その点だけ褒める
    ・「声かけ」をする。

    ◾︎家庭では問題集
    ・1人で解けるレベルで例題と解答の充実しているもの
    ・問題集専用ノート
    ・ストップウォッチ
    を準備して、
    ・やりっぱなしで終わらない
    ・間違えた問題は赤マルして重点復習
    ・間違えやすい問題のポイントを書き出す

    ◾︎毎日の中で
    ・出来る気分を味わわせて、高学年になったら自分で目標設定、クリアすると達成感
    ・そのためには春休みに1年分の予習を
    ・自己肯定力を育む
    ・科学の面白さに触れる
    ・個室に閉じこもらせない、ゲームは3時間以上で攻撃性増す

    【3章】
    ============
    ◾︎「要約力」をつける
    ・訓練でつく、欧米人のコメント力を見習え
    ・要約力があれば、差別化、付加価値の向上など、戦略的思考が構築できる
    ・要約力があると、理解力が優しさを生む
    ・アニメでおもしろい要素を3つ言わせ、その理由を3つ聞く。(上級編では主観的な面白い要素ではなく、客観的な重要な要素を選ばせる)

    ・日記や作文を書く前にポイントだけをメモさせて優先順位をつけてもらう(今日だけに起ったこと、斎藤氏は小1の1年間でノート10冊に!…やはり昔に比べれば字はかけるようにはなったけど、日記は一緒に考えるといいのかも)。テーマを絞り込み、変化を探してメモをとれば、これが作文の要約に。
    ・要約力を鍛えるには、三色ボールペンチェックし、覚える単語は3つセットにし、3つのポイントを挙げさせ、ストーリーを3つにまとめさせる。

    【4章】
    ============
    ◾︎「見通し力」をつける
    ・先の見通しが立つ人は、自分がいま直面していることの意味や目的がわかるのでそのことを苦にしない。
    ・不安の原因を探す。分からない時はお母さんが「段取りを組んで手順を示す」
    ・「スアタマ」がいい子は見通し力があり、まわりが何をやっていて何をのぞんでいるかもわかる。問題点を早くかつ正確に発見し、それを解決力につなげることのできる力を身につけている。
    ・伸びていく子どもには先を見通す力があり、「何年後にはこうなっていたい」という明確なヴィジョン、ゴール、目標のようなものをきちんともっている。

    ・中村選手は「サッカーノート」に「将来のあるべき自分の姿」、「数年後の目標」、「明日はどういう課題でサッカーに取り組むか」、「試合できづいたこと、良かったこと、悪かったこと」を控えて日々の練習をこなしていた。Ex. 高校生の時は、「長期:世界的なプロサッカー選手になる」、「中期:5年後にJリーガーになる」、「短期:1年後に高校選手権で優勝する」(by 「素顔の勇者たち 中村俊輔 世界へはなつシュート」)

    ・目標の優先順位を考える、そのためには3色ボールペン(赤:すごく大事、青:まあ大事、緑:おもしろい)を活用して、「やるべきことベスト3」を考える。
    ・メモ⇒マニュアルに発展する。「3つのポイントカード」を使う。

    【5章】
    ============
    ■「言葉の力」の集大成は「文脈力」
    ・客観性が必要なのに、「価値観」ではなく「価値感」という主観を重宝する今の風潮は「言葉の力の堕落、知性の低落傾向」。
    ・基本トレーニングは「読書」、3色ボールペンで読んでそれぞれが相手のものを見ずに線を引く。(Cf. 「実践母親塾 子どもの能力を確実に引き出す!」)
    ・「歴史番組」では、因果関係を整理することで文脈力を養い、ポイントの画面で注意を促し、難しい言葉やことがらを説明して、見終わったら内容に関して質問をする。
    「30秒プレゼンで」おすすめの本や映画などを30秒間で第三者に説明させる。
    ・テレビや映画、漫画も使える教材でいいが、それを観てから「原作本」などを読んで「会話」する。
    ・インターネットもいいが、それこそ子供には「識別能力」がない。ただ、その力は小中学生では急がず、、運動や声出し、漢字を覚えて、あきらめない心や思いやりの心を身につけるべき。
    ・情報は「目的」をもって集めて「情報センス」を磨く。常に「複数の視点(情報源)」をもち、情報源の「精査力」も磨いた上で、自分自身の意思で判断する。「主観」は大事だが、その台の下には「客観」という大きな台が必要。

  • 「できる」と「すき」の関係性や、言葉かけのステップアップを子どもの育ちを意識しながら、分かりやすく伝える。宿題の少ない春休みに1年間の予習をしてしまう。教科書はいつごろ手元に届くのだろう? 「口コミ」への警鐘は、清水先生&刈谷の仲間と通じるところがあると感じた。複眼的視点でものを見ることを習慣化することは、生きる力につながるということ。
    「言葉の力」を高めるトレーニング方法を大きく3つに分けています。①要約力:面白かったシーンの理由を言う・本の中の大切なセリフを探す・ポイントをメモして優先順位をつける②見通し力:目標に向かっての段取り③文脈力:「場の空気を読む」能力。客観と主観とに分けて考えること

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著者プロフィール

1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部助教授。教職課程で中・高教員を養成。専攻は教育学、身体論。
著書に『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治賞奨励賞)、『教師=身体という技術』『「ムカツク」構造』(以上、世織書房)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)、『子どもたちはなぜキレるのか』(ちくま新書)、『スラムダンクを読み返せ ! ! 』(パラダイム)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)などがある。

「2001年 『自然体のつくり方 レスポンスする身体へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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