河童・或る阿呆の一生 (旺文社文庫)

  • 旺文社 (1966年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784010610312

みんなの感想まとめ

主人公の感情が深く伝わる作品で、河童の世界から人間界に戻った後の失望感や諦めが描かれています。河童社会の奇妙さを通じて、自己の問題を見つめ直す姿勢が印象的で、特に主人公が戻りたいと願う様子からは切実な...

感想・レビュー・書評

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  • 河童の世界から人間界に戻った後、人間の世界ではもうまともに生きられなくなった姿、河童の世界に戻りたいと願った姿に、この世への諦めや失望感といった主人公の感情が伝わってくるような作品でした。

  • 点鬼簿の奇妙な感じ。
    忘れたいとはどこかで思っているのだけれど、忘れるどころか、しかと身のうちに刻まれているような記憶の描写になんだか妙な親近感を覚える。

    この本に収められている短編は、芥川の晩年のもので全体的に陰鬱な雰囲気があります。
    なんだか読んでいてただただぼんやりとしていくような、奇妙な不安を感じます。

  • 珍妙な河童社会を通して自身の問題を切実にさらした「河童」、自らの芸術と生涯を凝縮した「或阿呆の一生」等

  • 芥川龍之介も大変好きです。
    短篇集。

  • 自伝的小説。見える死。

  • シロとか杜子春が好きだけれども、後期はまた雰囲気がなんかゲッソリして良い。世の中とか時代に対する露骨な不安(及び不満)が感じられる。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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