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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784010613627
みんなの感想まとめ
愛猫の失踪を通じて、深い喪失感と愛情を描いた作品は、百閒先生の心の葛藤を鮮やかに表現しています。先生が涙を流しながら猫を思う姿に、読者も共感せざるを得ません。猫を飼っていない人でさえ、その悲しみの深さ...
感想・レビュー・書評
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2017/6/4購入
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「猫好きの人」というのがよくわかる本でした。
なにより、励ましの手紙が面白かった。 -
百閒先生は母の気に入りで、小さい頃から拾い読みばかりしていたので、2010年の最後に通し読み。
愛猫ノラが失踪してしまい、泣き暮れる百閒先生のお話。ほんとに冗談でなく泣いてばかりいるので、せ、先生そんなこっちまでつられるじゃないですか…という感じです。
先生があんまり悲しんでいるので、わたし猫を飼っていなくてよかった、と思いましたけれど、飼う喜びは失う悲しみに勝るものなんでしょうか。「ノラ来簡集」を読むにつけ、どちらとも言い難いのだろうなと思います。
ノラだけでなく、宮城道雄や、昔身の回りの世話をしてくれていた青年、取材旅行のカメラマンなど、実はさりげなく死(あるいは喪失)の色濃い本でもありますね。カバー見返しにある「おかしみの中に人生の深淵をのぞかせる」という百閒文学らしいところなのかなと思います。 -
帰ってこない猫を案じて百鬼園先生がひたすら号泣するエッセイ。さすがに正直ウザいだろうこれは、のと思うのになぜか笑いがこみあげる。途中、読者からの励ましのお便りが編集されているんだけど、これまた「大きなお世話」感たっぷりで愉快。それにしても、いくらなんでも泣きすぎだ。
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