女たちのアジア (旺文社文庫 215-2)

吉田ルイ子

• 旺文社 (1984年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆりこさんの感想 · 2023年10月11日]

約40年前のアジアのルポルタージュ。
今とは、政治情勢も社会情勢もすっかり変わってしまってるが、変わっていないもの、変えていかなくてはいけないもの、変わってはいけないものなどなど、色々考えさせられた。

著者プロフィール

吉田 ルイ子（よしだ・るいこ）：1934年北海道室蘭市生まれ。慶応義塾大学法学部卒。NHK国際局、朝日放送アナウンサー勤務の後、1961年フルブライト交換留学生として渡米。オハイオ州立大学とコロンビア大学で学び、フォトジャーナリズム専攻で1964年コロンビア大学より修士号を取得する。そのままニューヨークに滞在し、ハーレムに住んで写真を撮りはじめる。1968年ハーレムの子どもを撮った写真で公共広告賞を受賞。帰国後は北米、中米、東南アジア、中東、アフリカと世界を駆けめぐり、人々の生活、感情に思いを寄せた視点で、写真を撮りつづけた。2024年5月31日、89歳で逝去。

「2024年 『ハーレムの熱い日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」