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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784010660539
みんなの感想まとめ
美と自己愛が交錯する物語で、盲目の春琴と彼女に仕えるドMの佐助が織りなす関係が描かれています。春琴は美の追求のために極端な選択をし、彼女を支える佐助もまた、彼女のために自らを犠牲にする姿が印象的です。...
感想・レビュー・書評
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唯美主義の色濃い刺青。美のためなら男を肥やしにしても良いという女、美のためなら嗜虐を厭わない男。2人が絡み合うことで唯美主義は昇華している。しかし、これが春琴抄ではある種自虐的、シニカルに書かれているなぁ。唯美主義と自己愛の顕現たる春琴、ただのワガママアホ女。盲目だからってここまで性格歪むなんてアホや。春琴に使える佐助。恋は盲目ってこの作品から生まれたのかな?普通好きな人のためだからって自分の目を刺しますかいな。ここに谷崎潤一郎の心のブレというか、あってしかるべき葛藤が現れていると思う。美を畏怖しながらも、それに過度に傾倒することを潔しとしなかった二面性がいかにも人間臭いじゃないか。
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