カメをつって考えた (旺文社創作児童文学)

著者 :
  • 旺文社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784010695494

感想・レビュー・書評

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  • 90点。個人的に「うそつき大ちゃん」より好き。
    魚博士(つりキチ)な男子(4年〜)におすすめだが、装丁が地味なので、紹介しないと多分手にとってもらえない。

    つりの魅力と自然環境まで学べる。「うそつき大ちゃん」と違って、恋愛要素等なくて、すっきり読める。

    だけど、この本、教育出版の国語教科書にまで紹介されたのにもかかわらず、絶版重版未定とのこと。
    もう!旺文社さんがんばって再販してください!

  • カメをつって、何を考えるのだろうと思っていたが、後半がとくに引き込まれた。
    主人公が、かわいがっていたカメにキレてしまい考える場面、読みながら自分が子育て中にこれに近い気持ちになったことがあることを思い出した。

  • カメを釣って考えたこと。
    とても奥が深くて、胸がうたれました。
    大なり小なり、日々の中での「出会いと別れ」をどう受け止めて前に進んで行ったらいいのかを教えてくれました。

  • 出会いと別れについての一節が身にしみた。このことばがあれば、どんな出会いや別れも乗り越えられる気がした。

  • カメを釣る時に、さおを取られてしまって、水の中に入ったからズボンを脱いでパンツ姿でカメを釣ったところが面白かった。

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著者プロフィール

1960年愛知県生まれ。名古屋芸術大学を卒業後、幼稚園絵画講師、書店店長などを経験。『泣けない魚たち』で第11回坪田譲治文学賞・第6回椋鳩十児童文学賞をダブル受賞、『ライギョのきゅうしょく』が2000年全国読書感想文コンクール課題図書に選ばれた。『オタマジャクシのうんどうかい』で第14回ひろすけ童話賞を受賞。『オグリの子』は、NHKでドラマ化された。

「2018年 『ゲンちゃんはおサルじゃありません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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