フレディ世界でいちばんかしこいハムスター (旺文社創作児童文学)

  • 旺文社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784010695579

感想・レビュー・書評

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  • まあ、「ルドルフ」じゃなくても、動物が読み書きできるって物語はいっぱいあるんだけども、これはハムスター。
    この本はほんの始まりって感じだけど、主人公のハムスターフレディは、情が薄い感じね。飼い主のゾフィーはいい子だとしきりに繰り返すわりには、自分が読み書きできる環境の整ったマスター・ジョンの家に住みたがるし。
    子どもは面白いと思うのかもしれないが、これなら「ルドルフ」シリーズの方が面白い。
    それから、訳者の佐々木田鶴子は、他にもたくさん翻訳しているのに、『ブッデンブロー家の人々』なんて(p113)訳してるんだけど、これ、わざと?ふざけてる?トーマス・マンの小説は『ブッデンブローク家の人々』って、ドイツ語やってて知らないはずはないと思うのだけどね。
    それとも今どきはちゃんとした古典を読んでなくても文学の翻訳者としてやっていけるのだろうか。編集者のチェックが入らないのか。私が読んだの初版じゃないんだけど。こういうのがあると、翻訳者への信頼を失うね。

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