戦略PRの本質 実践のための5つの視点

  • 朝日新聞出版 (2013年6月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784021002236

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  • 戦略PRの本質 電通PR/井口理著

    1.購読動機
    事業を拡大するにあたって、ターゲット市場、その中の顧客にアプローチするには、広告ならびにPRの勉強も必要であると考えるため。
    過去、広告そしてPRについては、ほとんど購読機会を作ってこなかった。
    そうした初心者が、手にして、理解をするには適当な内容である。
    難解な言葉が一切なく、受け手に易しいのが魅力である。

    2.PRとは?
    自社が外部世界に対して情報を発信し、自社の製品、サービスに自分ごととして関心をもってもらい、行動変容に結びつけること。

    広告は、最終的に企業側の利益を優先するに対して、PRはその名のとおりパブリックとの関係性構築を主眼とする。

    3.PRの重要性
    サステナブルがさらに重要度を増す現在だからこそ、パブリック/公共性に言及したメッセージの発信とパブリック側からの受容というサイクルが必要となる。

    4.公共性の先。自分ごと化させるには?
    自社が関係性を持ちたいセグメントそしてターゲット。
    彼らの状況、困りごとを知り、その上でPRをすることは基本である。
    自社をどのように伝えるか?このストーリーは、受け手ごとに表現/伝え方を変化させていくとことが
    重要である。
    それが結果として、受け手が自分ごと化するきっかけを生む。

  • パブリシティ→意識変化→態度変容を経て、エンゲージメント(生活者との絆つくり?)を目指すことこそが、戦略PR。
    エンゲージメントをもたらすためには、ストーリー、PR手法、他コミュニケーション手法との連動(と、そのベースにある戦略の設計)、企業/製品ブランドの融合、中長期視点が必要。

  • 生活者の視点を把握し、企業メッセージにフィードバックする。
    あらゆる顧客接点でどんなメッセージを発信するかをプランニング&ストーリーテリングすることが重要。
    戦略PRは、マクロ的に顧客接点でのアプローチの連動を図ることで、生活者の関心や理解度を上げて、態度変容を促す仕組みである。

  • 2016.04.25 ほぼ2日間で読めてしまった。とてもわかりやすく、タイトルどおり戦略的なPRの本質が理解できた。PR=パブリシティーではなく、またリーチをゴールするのではなく成果で評価する。言いたいことがよくわかった。

  • 電通PRのプランナーが著者。上司からの課題図書。

    以下メモ。
    ⚫︎生活者に自分ごと化を引き起こすストーリーを構築し、広告を含むさまざまなコミュニケーション施策を融合させてそのストーリーを伝えることで、生活者の意識変化・態度変容・エンゲージメント(共感の構築・強化)を生み出す仕組み
    ⚫︎空気作りというよりは、広告やその他の施策におけるメッセージやタイミングを含め、よりマクロ的に連動を図っていくことにより、生活者の関心や理解度をあげていく仕組み。
    ⚫︎スターバックスのアイデンティティ再強化策として原点回帰の企画スターバックスエスプレッソジャーニー。表参道。壁一面に本棚。9種類の本を使ってオーダー。
    ⚫︎コアターゲットから戦略ターゲットという考え方。ターゲットの背中を押すのは誰なのか。最大影響力保持者とは。
    ⚫︎ニュースリリースは取材側の手間を省くように作ることがポイント。同じ空港リニューアルでも経済ニュース、朝や昼の情報番組、週末の旅関連番組に取り上げてもらうために切口を設定する。取材はメディアの視点でやってもらうべき、なんて手が足りない状況下で丁寧に接することが重要。銀座三越リニューアルの際にも、フロア毎の特徴をフィーチャーし、各メディアの属性に合わせて情報を組み合わせで提供した。
    ⚫︎メディアは社会的な課題を世の中に伝え問うていく姿勢が基本。昨今の世相にあっていることが条件。メディアに受けるかどうかの視点も必要。

  • 久々におっ、と思うPR本だった

  • 数年前に発売された「戦略PR」と言いたいことは似ていると感じました。

    カンヌ事例に触れながら最新事例と井口さんのPR論が展開されていく。

    大変参考になった部分は、ターゲット設定の面で、購買して欲しいターゲットに影響を与える間接ターゲットのような設定の仕方。ソーシャルなど情報収集が用意な現在にて、購買に至るプロセスを色々と考えなければいけない。

    メディアがどういう情報流通の中にいるのかを把握し、アプローチするメディアを考える。専門メディアの活用の仕方など、改めて考えさせられる。

    メディアの情報の取り上げ方など、もっとメディアについて勉強出来ると感じさせられる。

    1点残念なのは、ウェブでのコミュニケーション文脈が少し弱かった。

    戦略「PR」と書かれているけど、PRという区分さえも考える必要のない現在、もっとあらゆるモノゴトを知る必要がありますね。

  • 戦略PRは流行りであるが、何なのかがよくわかっていない人が多い。この本は、戦略PRとはどんな風に発想して、文脈をつくり、発信していくかをわかりやすく説いている。というか、戦略PRに限らず、コミュニケーションのプランニングの本質を語っていて、参考になる。

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著者プロフィール

1993年生まれ、長野県伊那市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。唯一無二の世界観を築きあげているバンド“King Gnu”でボーカルとキーボードを担当。近年は俳優としても映画「劇場」(2020年/監督:行定勲)、「佐々木、イン、マイマイン」(20年/監督:内山拓也)、ドラマ「MIU404」(20年)などに出演。YouTubeドラマ「GOSSIP BOX」(21年)では主演も務めた。23年3月10日公開の映画「ひとりぼっちじゃない」(企画・プロデュース:行定勲/監督:伊藤ちひろ)では映画初主演が決定している。2019年4月から約1年間「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)の木曜日パーソナリティを担当。ナレーション業なども含め、活動の幅を広げている。

「2023年 『なんでもソーダ割り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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