風間塾 サッカーを進化させる「非常識」論

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784021902284

作品紹介・あらすじ

非常識であることを恐れるな。-固定概念を払拭する8つの非常識。

感想・レビュー・書評

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  • 風間さんのサッカー本は少しずつ読み進めています。

    ※サッカー止める蹴る解剖図鑑
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4767828368#comment

    ※技術解体新書 サッカーの技術を言葉で再定義する
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4862554229#comment

    ※サッカー外す解剖図鑑
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/476783077X#comment

    今回の本は、風間さんの有料メルマガを
    本にまとめたものらしいです。
    発売が2012年となっているので、少し古い本ですが、
    理論は今なお古びていないかと思われる部分が大半です。
    過去の風間さんの本を読んでいると、
    内容はほぼほぼ同じといえば同じなのですが、
    それでも言葉の使い方・伝え方で、
    新たな発見の得られる本でした。

    サッカーも歴史をたどれば、
    少しずつ進化しているのでしょう。
    今後どんな風にサッカーが進化していくのか、
    とても楽しみな気持ちになってきました。

  • 風間八広さん。

    すぽるとのマンデーフットボールを知っている人なら見たことはあるであろう、現フロンターレ監督。

    この書籍では、どうしてあのチームは強いのか、なんでこのチームは弱いのか。どうしたら強くなれるのか。それを風間さん曰わく、「非常識」な考え方で、紐解いていく内容となっている。

    この本を読んで印象的だったのが、バルセロナでのメッシ選手と、アルゼンチン代表のメッシ選手の差。
    バルセロナでは全てのタイトルを獲得しているメッシ選手が、なぜ代表ではくすぶっているのか。
    しかし、それはメッシ選手だけなのか?日本にも、そんな選手はいなかっただろうか。
    ドイツで輝かしい成果を得つつも、代表ではそれ程の、日本で今、最も注目を集めているプレイヤー、香川真司選手もまた、そんな選手と言えるのでは。

    そんな問題定義から、サッカーを独自の観点から考察していく内容で、やっひーファン、そしてサッカーファンなら、読んでいると、随所に感心してしまう、内容だった。

  • 川崎フロンターレの風間監督が書いた本。サッカーに対する思いが込められてます。語り口は非常におだやかですが、その中にはサッカーへの思い、指導者・選手に対する熱意があり、あっという間に読んでしまいました。
    監督としての視点はもちろん、1コーチとしての視点、元選手としての視点、解説者としての視点、と様々な角度から考察していて説得力があります。とくに、日本の学校教育でのサッカーと海外のジュニアクラブでのサッカーについての比較はおもしろかったです。

  • 数的優位を作ることがディフェンスではない
    サッカーは望んだ分だけうまくなる
    教えるというより気づかせる

  • 図書館

  • なぜ、なでしこが強いのかという問いがプライド高い男に響くか?これが問題だ。

  • こういう反骨心、独自の哲学、観察眼は必要だ。

  • 小さな出版社なのか近所の書店に入荷せず、ネットで取り寄せました。発行していた有料メルマガが本になった、ということで期待して購入しました。おもしろかったけど、加筆修正していないのか、まとまりがなく、読みにくい印象でした。そこが残念。

  • 組織の中で個を活かすには?

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著者プロフィール

1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代に日本ユース代表として79年のワールドユースに出場。筑波大学在学時に日本代表に選出される。卒業後、ドイツのレバークーゼン、レムシャイトなどで5年間プレーし、89年にマツダ(現サンフレッチェ広島)に加入。日本人選手Jリーグ初ゴールを記録。1stステージ優勝にも貢献。97年に引退後は桐蔭横浜大学サッカー部、筑波大学蹴球部、川崎フロンターレ、名古屋グランパスの監督を歴任。サッカークラブ「トラウムトレーニング」の代表を務めるなど、独特の技術論とメソッドでサッカー選手が楽しく伸びる指導に心血を注ぐ。2021年よりセレッソ大阪アカデミーの技術委員長を務める。

「2022年 『サッカー外す解剖図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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