- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784021902512
作品紹介・あらすじ
松下電器の元社員、カンバ大阪の元社長が組織マネジメントの基本と原則を明かす。
感想・レビュー・書評
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ガンバ大阪の代表取締役の金森喜久夫の著書。今でこそ当たり前となっている、サッカーというスポーツにおける経営に、ドラッガーのマネジメント要素「顧客の創造」を土台にして事業を進めていったことを伝えている。
それには単に儲けるためというのではなく、サッカー選手に対してもサッカー以外に人間としての成長を求めているものであり、結果それが選手にとっても、事業側としても、そして第一にお客様に還元しているという、いわば好循環を生み出しているように思える。
相当な困難をされていることは行間に現れており、ビジネス正直としてもためになる本であろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前ガンバ大阪社長の金森さんの書籍です。タイトルを読んで分かる通りですが、ドラッカーをなぞらいつつですが、パナソニックで数々のビジネスを経験された金森さんが、サッカー界の既存のビジネス慣習にメスを入れながら、受け入れるところは受け入れ、変えるところはしっかり替え、ガンバ黄金時代を気付き上げ、そしていろんなことが重なりJ2降格と引責辞任をするに至った経営者しての責任も含めて、しっかりと書かれた書籍です。スポーツビジネス、特にクラブ/球団のトップに興味がある方は必読かと。そして、今話題の吹田スタジアムのことも書かれているので、次の東邦出版からの最新作の助走としても重要かと思います(2015.12.10ごろ読了)
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ガンバ大阪の元社長がプロクラブの在り方を説いた一冊。
顧客(サポーター、地域の人、地元企業)に喜んでもらう、納得してもらうための方策、考えが納得させられる。
個人的には企業がプロスポーツクラブを支援するメリットをもっと聞きたい気がする。
ボランティアでスポンサーになる企業ばかりではないはず。
企業とサポーターを結びつけたり、企業と企業を結びつけるパイプ役にクラブはなり得ると個人的には思っているので。 -
元ガンバ大阪で社長を務めた方のマネジメント本
顧客の創造、お客様を創造し、企業を発展させるという、マネジメントの目的をいかにプロサッカークラブに当てはめて経営していき、改革を行ったかが記されている。
特に、自前のスタジアム建設の話と、育成部門、スポンサーセールスの仕組み改善が、面白かった。
また、選手の、スポーツマンシップにもふれられており、広瀬一郎氏の影響を受けて成功している方なのだと感じた。 -
選手とのやりとりなと、他では目にしないエピソードが多く、よかったです。
章ごとに話が飛び飛びで、盛り上がりには欠けるように思いました。